投稿日/2011年12月15日(木) 8:03 投稿者/河北泰三 コメント/0件
巷(ちまた)で、"面白い恋人" というお菓子が話題になっています。
このネーミングは、北海道にある石屋製菓社製のお菓子 "白い恋人" をパロったものであることは周知の事実です。
石屋製菓社は、ネーミングだけでなくパッケージも似ているという事で "面白い恋人"の発売元である吉本興業などに販売差し止めを求め提訴しました。
この事が、マスコミに流れさらに "面白い恋人" が急激に売れ始めています。
このことが石屋製菓にとって "面白い恋人" は、さらに面白くない存在なのでしょう。
発売元が多くのお笑い芸人の排出、興業を行っている、吉本興業だけに今回の騒動は関係各位に波紋を呼んでいます。
小さな疑問ですが、ものまね芸人の場合はどうなんでしょうか?
オリジナルの人がいて、その人の癖を強調しテレビ・舞台でお金を稼ぐという職業です。
ものまねされる側にとって、不愉快な気持ちには多少なっていると思いますが、自身に脚光を浴びる事はまんざらでもないような気もします。
タレント コロッケさんが美川憲一さんのものまねをして、美川憲一さんも人気復活をした経緯があります。
・・・う~ん。複雑・・・
先日、ご縁があり吉本興業さんの本社へ行き、あるプロジェクトに係わる会議に同席させていただきました。
会議では自由な発言をしていいのですが、口に出してはいけない話題として、心に決めたキーワードがありました。
"面白い恋人" と "島田紳助" です。
でも会議は盛り上がってくると、私の意思とは別な方向に踊っていきます。
「もっとストーリー性のある商品を開発していきたいと思います。」
「ふ~ん。例えば・・。」
「舞台に置いてある芸人さんの名前を書いた "めくり" をタオル地にして、そのミニチュア版をおみやげ売場で販売するとか。」
「なるほど。面白いね。でも売れる芸人売れない芸人いると思うけど・・。」
「売れる芸人グッズは日本全国どこへ行っても売れますが、ここだからこそ買えるレア芸人グッズがあればいいんじゃないでしょうか?シャレで ・・・ 」
思わず "島田紳助さん" と出そうになったのですが、ここは呑み込みました。
シャレが利いているグッズは、気をつけないと・・。
投稿日/2011年12月14日(水) 9:19 投稿者/河北泰三 コメント/0件
「12月14日に打ち合わせいかがでしょうか?」
「討ち入りの日ですね。」
得意先から打ち合わせのリクエストがあり、ついついこう答えてしまいました。
討ち入りといえば、忠臣蔵です。
1702年12月14日に赤穂浪士が藩主であった 浅野内匠頭 の仇打ちのため吉良上野介邸へ襲撃しました。
当時太平の世の中であったので、この事件は大きな事件として世間を騒がせ、歌舞伎・演劇・映画・ドラマ・落語 など等、300年以上経った今でも語り継がれています。
その理由は、弱者である正義が強者の権力に勝つというところで、日本人が最も好むストーリーにあります。
明快であり痛快なのです。
数年前に話題になった韓国歴史ドラマ "チャングムの誓い" 全54話を3週間で一気に見ました。
私は熱烈な韓国ドラマファンという事ではないのですが、複数の知人からススメがあった事、朝鮮王国の歴史に少々興味あった事、DVDを持っていた知人がいた事 が重なったからです。
物語は実在の人物が多々出ていますが、かなり脚色された内容であろうと思われます。
ただ、朝鮮王宮時代は権力抗争の繰り返しであった事は間違いないでしょう。
主人公である女人チャングムが、宮中の権力争いに巻き込まれ死んでしまった親と師匠の汚名返上のために、活躍するサクセスストーリーです。
いわば韓国版忠臣蔵といってもいい話です。
長い話なのですが、1時間の1話があっという間に終わり、次から次へと見てしまう、素晴らしい脚本・演出でもあります。
なぜかというと、知らなかった面白い歴史的な事実を多々紹介しているからです。
例えば、女医は身分が低い人でないとなれないという事実。
人の体を触るのは嫌がられた時代背景があり、身分階級のなかでも奴婢(ぬひ)といわれる低ランクの女性でないと医者になれなかったそうです。
なので、その時代では医女と呼ばれる女人たちは、医療活動のほか宮中での宴席の接待係(ホステス役)もしなければなりませんでした。
その歴史的事実をうまい具合にドラマに取り込み、物語は進められるので、自然と朝鮮王国に興味もわいてきます。
"チャングムの誓い" は "忠臣蔵" のように長く語り継がれることでしょう。
投稿日/2011年12月13日(火) 7:04 投稿者/河北泰三 コメント/0件
日曜日の朝、鳴った携帯電話の着信画面を見ると東京にいる息子からでした。
「試験受けれなかった・・。」
「試験??って何?」
「トーフルの試験。」
そう言えば、1週間前にトーフルを受けたいので受験料を払ってほしいと連絡があったのでした。
トーフル(TOEFL)とは、非英語圏出身者のみを対象にした、英語圏の高等教育機関へ留学を希望する外国人のための英語力判定テストです。
トーフルの試験を受けるにはインターネットで申し込みをし、受験料もクレジットカード決済をします。
息子は未成年でクレジットカードをもっていないので、私のカードで決済したのでした。
「なんで受けれなかったんだ?寝坊したのか??」
「いや、身分証明書がなかったから試験会場に入れてくれなかったんだ。」
「学生証持って行かなかったのか?」
「持っていたけど学生証ではダメで、パスポートか免許証か住基カードがいるんだって。ホント訳わかんないよ。」
息子はいずれも持っていません。
ということは、試験に申し込みをする段階の1週間前から、受験資格がなかったのです。
何故、息子はこんな凡ミスをしてしまったのかというと、インターネットでの申し込み画面はすべて英語だったからです。
そのホームページには、本人確認として試験会場に持ってくるモノ パスポート・免許証・住基カードのいずれか という文言があったそうです。
しかし、息子はそこのところを見落としてしまい、受験できませんでした。
試験会場受付でかなり抗議はしたそうですが、例外は認められませんでした。
しかも本人のミスということで受験料の返済もありません。
「意味分かんない!ホント、シャクにさわるよ!」 と自棄(やけ)になっています。
このルール、限定されたIDと言われる本人確認証明提示には別な意味合いがあるようです。
ネットでの申し込みサイトが英語オンリーだったということは、申し込みの時点で英語力テストは始まっていたのではないでしょうか。
投稿日/2011年12月12日(月) 7:57 投稿者/河北泰三 コメント/2件
・・・ううっ。どうしようかなぁ~・・・
パソコンの前で考え込んでしまいました。
来年1月のパリ出張の準備を進めているのですが、宿泊するホテルをどこにするか迷っています。
宿泊先を決めるのに優先順位は下記の通りです。
1. メトロ(地下鉄の駅)に近いところ。
2. 治安のよいところ。
3. ネットが使えるところ。
4. 日本人にやさしいところ。
5. セキュリティーがよく、清潔なところ。
一度決めてしまえば悩まなくてすむのですが、決めるまでが時間がかかります。
というのも、見本市出展する時の海外出張はとてつもなく疲れます。
7泊の滞在で、平均睡眠時間4時間程度で、夜明け前にホテルを出て夜遅くホテルに帰還します。
そんな中、せめてホテルの部屋は快適に過ごしたく、私にとってホテル選びは重要なのです。
今まで宿泊した事のあるホテルでもいいのですが、どうせなら違うホテルに宿泊してみたい気持ちもあります。
数年前の寒い1月、やはりパリで1週間滞在した時のこと。
チェックアウトを終え、外でタクシーを待っているとホテルマンが慌ててやってきました。
「マフラーを忘れていましたよ。」
手渡されたモノを見ると、ナイロン製でできたブルーのあかすりタオルです。
バスルームに干しておいたのを忘れてしまったのですが、ホテルマンはマフラーだと思っていたのでしょう。
「今日は特に寒いからね、風邪には気をつけてください。」 と笑顔のホテルマン。
仕方がないので、まだ完全に乾ききっていない冷たいあかすりタオルを首に巻いてタクシーに乗り込みました。
外国語が苦手な私にとって、海外出張は、とてつもなく疲れるのです。
パリ市内には日本料理店はいっぱいあるのに、日本旅館はどうしてないのでしょうか?
・・・ああ~、どうしようかなぁ~・・・
投稿日/2011年12月 9日(金) 8:13 投稿者/河北泰三 コメント/0件
日本語は、同じ事を伝えているつもりでも、言い方や言い回しによって伝わり方が変わります。
日本語のおもしろいところであり、むずかしいところでもあります。
私の場合、特に年長者や得意先に対してはできるだけ使い分けています。
「あの人の名前を忘れてしまって・・」というところ、「失念してしまいましたが・・」とか、「了解しました。」というところ、「かしこまりました。」とかです。
言葉を変えるだけで、上下関係が明確になります。
これは、数年前に立川志の輔師匠から聞いた話です。
入門したての志の輔さんは、談志師匠に用を言いつけられました。
「少々お待ちください。」
といって、志の輔さんは言いつけられた用を済ませようと、その場を離れようとしたら談志師匠に怒られたそうです。
「何ぃ!手前ぇ(てめぇ)オレを待たせんのかぁ~!」
志の輔師匠は、大学卒業後社会人を経て29歳で入門されました。
なので社会人としての一般教養は身につけており、何故談志師匠に怒鳴られたのかわからなかったそうです。
でも、「少々お待ちください。」の言葉が原因であることは間違いありません。
用を済ませる間ずっとその事を考えたそうですが、どうしてもいい返答が思い浮かびません。
そこで頭のよい志の輔さんは、談志師匠の様子の良い時に尋ねることにしました。
「師匠、あの時に 『少々お待ちください。』と、私が答えた時にお怒りになられましたが、ああいう時ってどういう風に答えればよいのでしょうか?」
すると談志師匠はただ一言
「『ただいま』って言うんだ。」
若き志の輔さんはここでまた考えたそうです。
そういえば、あの時は別に用事をしていたわけでもなく、師匠からの用事を言いつけられるのを待っていた状況であり、そんな時に「少々お待ちください」っていうのはそりゃ怒るだろう・・と。
落語家は、言葉で飯を喰う稼業だから、言葉の使い分けができなければならないという事です。
談志師匠がお亡くなりになった時に 「ダンディズムでした。」と、志の輔師匠がコメントを言っていました。
そのコメントの一端に、このエピソードが重(かぶ)っているような気がします。