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曙橋から テイクアウト篇

先日東京・曙橋で体験した、サザエさん的なほっこり話 テイクアウト篇をご紹介します。

 

七福タオルカタログ撮影立ち合い初日、カメラマンKさんが負傷したことを知らなかったランチを終え、ドリンクを買って帰ることに。

 

「(ドリンクを)テイクアウトするので何がいい?」

と、通りかかりのファーストフード店の前で仲間にオーダーを聞き、店には一人で入りました。

 

「テイクアウトで、アイスコーヒー2つ、アイスカフェラテ2つ、ホットコーヒー1つ サイズは全部Mでお願いします。」

と、都会的なしゃべり方でスマートに注文。

対応してくれた35歳前後の男性店員さんは、

「5杯注文されるんだったら、6枚綴りの回数券を買った方がお安くなりますよ。」

と、これまたスマートに助言してくれました。

 

一瞬、次回使うタイミングがわからない回数券が1枚残ることにためらいを感じつつも、時代はサスティナブルだし、せっかくの助言なので、快諾し、注文したドリンクと回数券の残り1枚を財布に入れスタジオに戻りました。

 

次の日。

カメラマンKさんの冷麺注文の理由に盛り上がったランチの後のこと。

 

「今日も(ドリンク)買ってくるよ。昨日と同じでいいよね。先に戻ってて。」

と、一人買いに行くことに。

で、今日は目の前にあるコンビニに入ろうとしたのですが、何だか気が変わってもう少し歩いて昨日利用したファーストフード店に入りました。

 

「テイクアウトで、アイスコーヒー2つ、アイスカフェラテ2つ、ホットコーヒー1つ サイズは全部Mでお願いします。」

と、都会的なしゃべり方でスマートに、昨日と同じリズムで注文。

すると店員さんは、

「5杯ご注文されるんだったら6枚綴りの回数券を買った方がお安くなりますよ。」

と、これまたスマートに昨日と同じリズムで助言してくれました。

 

・・・ん?!このフレーズ!!・・・

 

あらためて対応してくれた店員さんを確認すると、昨日と同じ方でした。

そして確信めいた暖かな口調で、

「財布の中に回数券1枚残っていますよね。」

と、笑顔の男性店員。

「覚えてくれてたんですか?」

と、笑顔の私。

財布に入った1枚の回数券のことはすっかり忘れていた私でした。

 

注文したドリンクを受け取り、1枚増えた回数券2枚を財布の中に大事に入れ、

「また来るけん。」

と、今治弁で声をかけて店を出ました。

 

私のことを覚えていた店員さん。

この行為が会社のマニュアルなのか、店員さんのお人柄なのか、わかりませんが、とても嬉しく、東京・曙橋がとても好きになりました。

 

立ち合い2日連続でテイクアウトした店

曙橋【WFK】 – Wendy’s x First Kitchen (wendys-firstkitchen.co.jp)

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