投稿日/2010年8月 3日(火) 8:03 投稿者/河北泰三 コメント/0件 (コメントする)
ある日のこと、子供の部屋の掃除を手伝う羽目になり、部屋に入ると娘がまずこう言いました。
「早く終わらせたいから、そんなの見ないよ。」
と言いながら、クローゼットの下に置いてある20冊ぐらいある分厚いアルバムを表に出しはじめました。
出すということは、また入れるということになるので、出す時に年代順に並べておくことにしました。
そうなってくると、アルバムの中身を見なければなりません。
「ええっと!これはいつの頃のアルバムだぁ?・・」
アルバムを開くと、公園でよちよち歩きの息子が遊んでいます。
「ふーん。こんな時があったんだぁ。」
次のページは、旅行に行った時の写真が並んでありました。
「そうそう。この時はコイツ興奮しやがって、全然寝なかったんだよなぁ。」
「お父さん!いい加減にしてよ!今は写真を見ているヒマはないんだからね!」
「どうせまた入れるんだから、年代順に並べようと思って・・。じゃぁ、お前がちょっと年代順に並べろや。」
「わかったわよ。ええっと!これは・・ああ私が幼稚園に入園した時だわ。ハハハ、カワイイ。」
「ん?!どれどれ、ホントだこのころはカワイイかったなぁ。」
「どういう意味?ねぇ、これ見て、プールに行った時だわ。」
「お前はプール好きだったもんなぁ。次はっと・・あっこれは・・・」
「そうそう、この時は・・アハハ・・。」
それからどのくらい時間がたったのでしょう。
結局、片づけは中途半端に終わりました。
古いアルバムって不思議な力を持っています。
暑い夏、何か嫌なことや、忘れたいことがあれば、たまには古いアルバムを開いてみませんか?
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