投稿日/2010年6月16日(水) 7:53 投稿者/河北泰三 コメント/0件
その中で入社5年目の崎山がいます。
崎山は、コンピュータグラフィックスソフトを使いこなします。
彼女の趣味は、インディーズ系ロックバンドのライブを見に行くことです。
彼女が入社2年目の昼過ぎ、別な社員から
「崎山さんが、事務所に戻っていません。」
「ん?トイレにでも行っているんじゃないの?」
「いいえ、駐車場で自分の車の中で泣いています。」
「泣いている?・・わかった、見てくるよ。」
崎山は20歳そこそこなので、誰かにキツイ事を言われ、それで悲しくなったのでないかと思いました。
・・・いや、ちょっと待てよ、年頃だし、失恋でもしたのかな?・・・
・・・それとも、得意先に叱られたのかな?・・・
・・・まさか、セクハラ??・・・
いろんな事を想定し、彼女の車へ行くと、泣きじゃくっています。
「どうしたんだ。もうお昼を終わっているぞ。何かあったのか?」
色々尋ねても、泣くばかりなので、車から会社の部屋に連れ出しました。
そのうち、彼女の方から
「こ・こんな事を社長に言っても、笑われると思います。」
「笑わないよ。何があったのか言ってみろよ。」
「うう・・実は、私の好きなロックバンドが解散宣言したんです。えーん・・・。(大泣)」
「ロックバンドの解散宣言?!・・それで泣いていたのか?ぷっ・・1回だけ笑わせてくれ。」
彼女には申し訳ありませんでしたが思いっきり笑った後、
「わかった!今日はもう帰れ!帰って思いっきり泣いてこい!そのかわり明日は普通に出勤しろよ!」
といい、彼女を早退させました。
数年後、彼女にその話をすると、
「あのころは、若かったんです。」
商品企画デザイナー 崎山 でした。
投稿日/2010年6月15日(火) 7:53 投稿者/河北泰三 コメント/2件
と、大阪の百貨店バイヤーが言いました。
考えてみれば、そうかもしれません。
ある行動をしていても、思考が変わってしまうことがよくあります。
そのことをバイヤーは、旅という表現を使っています。
先日のことです。
400円のコインロッカーを利用しようと、手荷物をロッカーに入れ、小銭を入れようとしたら、300円しかありません。
売店が目に入ったので、ここで100円程度のものを買い、小銭を作ることにしました。
店に行くと、レジ回りに "のど飴フェア" という表示があり、いろんな種類の のど飴 が販売されていました。
・・・ちょうど いいや!しかし、いろんな のど飴 があるもんだなぁ。へぇ~・・・
30種類以上の のど飴 が置いてあり、見ているだけでも楽しくなります。
食べたことのない のど飴 をひとつ選んで、コインロッカーに戻りました。
そして、ロッカーに荷物を入れ、小銭を入れようとすると、200円しかありません。
・・・あっ!しまった!のど飴を小銭で買ってしまった!!・・・
小銭を作る目的が、のど飴フェア という看板によって思考がすり替わってしまいました。
バイヤー曰く
「また、旅に出はりましたね。」
投稿日/2010年6月14日(月) 7:54 投稿者/河北泰三 コメント/0件
愛媛から熊本に行くには、少々交通の便が悪いです。
今回は、飛行機で 松山空港→伊丹(大阪)空港→熊本空港 という乗り継ぎ経路をとりました。
松山空港から大阪・伊丹空港の機内での席は、非常口座席だったため、キャビンアテンダントさんが近寄ってきて、
「お客様のお席は、非常口座席になっていますので、非常時にお手伝いをしていただくこと、ご了解していただきますでしょうか?」
と、確認にきました。
もちろん、了解していると答えます。
そして、大阪・伊丹空港に着く直前に、またキャビンアテンダントさんがやって来て、私に言いました。
「お客様、熊本便へのお乗り継ぎですよね。」
「はい。」
「実は、この機材は伊丹空港に着いた後、熊本空港行きになります。また私たちがご案内させていただきますね。」
「あっ、そうですか・・よろしく。」
こうやって声をかけてくれ、気にしてくれているのはいい感じです。
伊丹空港で約1時間待って、熊本空港行きになった同じ飛行機に乗り込みました。
同じキャビンアテンダントさんの飛行機に乗るのは、どんな顔で対応してくるのだろう?と考えてしまい、ちょっと照れくさい気分です。
しかし、こっちは顔なじみのつもりで、キャビンアテンダントさんの挨拶に特別な笑顔で応えたつもりでしたが、キャビンアテンダントさんは、すでにリセットされており、普通の対応でした。
私にとっては、不自然に感じました。
そして私の席はまたしても、非常口座席です。
・・・まさか・・・
と、思っていたら、同じキャビンアテンドさんが、私に席にやって来てました。
「お客様のお席は、非常口座席になっていますので・・・。」
と、言いかけたので、
「非常時にお手伝いをすることは、了解していますよ。」
と、私の方からかぶせて言いました。
すると彼女は、リセットされた顔が崩れ、満面の笑顔になり。
「そうですよね。・・・ありがとうございます。」
・・・そうそう、無理にリセットしなくても、それでいいのよ。・・・
投稿日/2010年6月11日(金) 7:49 投稿者/河北泰三 コメント/4件
特に英語です。
私はほとんど英語ができません。
でも海外の展示会によく出かけます。
海外のバイヤーと会話する時は、通訳の人がいるので安心できますが、ひとりの時はツライです。
海外ビジネスを一緒にやっている、ヒルダ・チャンさんという女性がいます。(写真)
彼女は、香港生まれの中国人(香港人?)で、カナダ育ちで、日本で総合商社に勤めています。
とても頭がよく、仕事がよくでき、彼女が電話をしているのを横で聞いていると、中国語だったり、英語だったり、大阪弁だったりします。
勉強もされたんでしょうが、もともと言葉(言語)に興味があるんだと思います。
トルコに一緒に行った時、タクシーのドライバーが携帯電話で話しながら運転をしていました。
「河北さん。このドライバーおもしろいよ。」
「ん?何?ヒルダさんトルコ語も話せたっけ?」
「いや、話せないけど。もう3日もトルコにいるでしょ。なんとなくわかるのよ。」
「へぇ~。」
「昨日浮気がばれて、奥さんにあやまっているみたい。結構エロいことを話しているわ。フフフ・・」
「えっ!何それ、教えてよ!」
「クックックッ・・・。口に出せないほどエロい!」
外国語ができるのと、できないのでは楽しみ方も半減です。
くそぉ!めちゃくちゃ気になる・・・。
投稿日/2010年6月10日(木) 8:02 投稿者/河北泰三 コメント/0件
間もなく梅雨入りするのでないかと報道されていました。
雨の季節ですね。
雨といえば、ちょっといいエピソードをご紹介します。
若いお母さんと生まれて数カ月の赤ちゃんが、台風接近のため急きょホテルに宿泊することになりました。
チェックインの際、そのお母さんはフロントマンに、
「この近くにコンビニありますか?宿泊の予定でなかったので、紙おむつの用意をしていなくて・・。」
と 尋ねました。
フロントマンは、
「かしこまりました。ただいまお調べいたしますので、お部屋でお待ちください。」
お母さんは、ここで教えてくれてもいいのに・・と思いながら客室へと案内されました。
そしてしばらくして、フロントから客室に電話がありました。
「○○様、大変お待たせしました。お尋ねの件ですが、当ホテルから歩いてすぐのところに、コンビニはありますが、残念ながら紙おむつは取り扱っていませんでした。」
「・・ありがとうございます。調べてくれたんですね。」
「ええ。歩いて5,6分のところに別なコンビニがあり、そこには紙おむつの取り扱いがあります。・・ただ本日は台風接近により外は大変危険です。」
「そうですよね。でも必要ですから・・。」
「さしでがましい事でしたが、私どもで紙おむつを買って参りました。」
「えっ!本当ですか?!」
「見た目で選んだものですので、お子様にサイズが合うかどうかわかりませんが、よろしかったらお部屋へお持ちさせていただきます。」
この話を聞いた時に、目頭が熱くなりました。
暴風雨の中、乳飲み子を連れて外に出かけるということが、危険であることを、フロントマンは察知したのでしょう。
でも紙おむつは必要であるということ。
自分たちでお手伝いできるるとしたら・・と考えた時に、すでに行動に出ていたのでしょう。
それはサプライズ効果を狙ったものでなく、自然な、ごく当たり前のこととして、買いに行ったのだと思います。
思いやりというのは、こういうことですよね。
お母さんは、紙おむつを手渡されたとき、やさしさという重さを感じた事と思います。
このホテル、福岡市内にあるビジネスホテルだそうです。