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こっち と むこう

こっち と むこう では視点が違うことが多々あります。

よかれと思って行動したことが、向こう側にとっては迷惑なことだったり、またこちらとしては嫌味のつもりで言ったことが向こうでは好意とうけられること。

サービス品といいながらも、欲しいものとそうでないものがあり、タオルもそう。

企業は自社名や製品名をタオルに入れたがりますが、実際使う人によっては名前が入ることによって使いたくなくなる人もいます。

またボリュームのいい、やわらかいタオルがいいと思いきや、漁船や建設現場の人たちにとっては温泉タオルのような品質が好まれます。

つまり薄くて軽くて頭に巻けるタオルが ”いいタオル” ということです。

こっち と むこう の視点が違うということ。

今週月曜日、ロータリークラブの活動で秋の交通安全週間の運動に参加しました。

メンバーが街頭で立札やのぼり旗を持って、交通安全を道行くドライバーたちに訴求するのです。

このような活動は私自身初めてで、誰かに見られている感じが若干気恥ずかしい気持ちに。

「それにしても、普段車を運転していて同じように交通安全を訴えている人を見かけますが、こんな感じだったんですね。」

一緒に訴求活動している仲間が話しかけてきます。

「逆な立場になって初めてわかりますね。」

「しかし、誰か知り合いに会いましたか?」

「いや今のところ気が付きませんが、向こうは気が付いているのかも・・。というのもドライバーや助手席に座っている人が私たちの方を指さしている人が多いんです。」

実は、指をさしている意味は別なところにあり、それに気が付いたのは2日後のこと。

街頭で交通安全の訴求活動をしたことを知人に伝えると、大きな交通違反をしたのかと聞かれました。

「どいういこと?」 と聞き返すと、知らなかった事実が。

交通違反罰則軽減のため、違反者は街頭での交通安全訴求活動があるとのこと。

つまり交通安全訴求街頭運動をしている人 = 交通ルール違反者 となる。

あの日、私たちを指さしている人たちは、私たちが交通ルールを違反し懺悔のために街頭活動していると思っている方々だったに違いない。

こっと と むこう ・・ 視点は違う。

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