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親の顔

本日大学の卒業研究のため京都にある有名私立の女子大生が取材にご来社されました。

なかなかしっかりした娘さんで、話を聞いてみると今治出身で、まだ夏休み中で帰省を利用しての取材でした。

「どこに住んでいるの?」

「今治南高校の裏です。」

「確かお名前は○○さんですよね。・・ひょっとしてお父さんは△△さん?」

なんと私の同級生の娘さんだったのです。

彼女が幼いころ、家族通しで何度か会った事はあるのですが、こんなに立派になってビックリしました。

「いつも父がお世話になっています。」

小さな時はスゴイ人見知りで、すぐにお父さんの陰に隠れていたあの娘さんが・・と思ったのでした。

あまりにも立派なのでついつい我が息子と比べてしまいます。

「ウチの息子は、いま流行(はやり)の草食系男子ですが、今度お正月にでも合コンするように言ってみましょうか?」

「ホントですか?ええ、もちろん。楽しそうです。」

「じゃあ、息子には男子4人集めるように言うので、そっちは女子4人集めてね。」

彼女もホント楽しそうに食いついてくるので、すっかり段取りマンになりました。

「近づいたら連絡は親通しでしておくからね。」

ここは大事な娘さんなので慎重になるのです。

彼女が帰ってから、その日の夕方に同級生である父親に電話しました。

「いやぁ~○○ちゃん立派になって・・」

「いやいやこちらこそお世話になりました。」

「それはそれとして、ウチの息子とお正月に合コンするように言ったからな。連絡は親通しで・・。」

「ええっ!そうなんだ?!」

「ひょっとしてマズかった?大事な一人娘だから?」

「いや、そうなってくるとこっちが金出さなきゃいけないだろ!」

「そうだな。そこに気がつかなかった。」

立派にならなきゃいけないのは、親の方かもしれない。

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