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お鮨とお寿司

東京・銀座でお寿司を食べました。

生命保険会社に勤めている知人に連れて行ってもらったのです。

・・・銀座で寿司か・・、贅沢な響きだな・・・

この店、”よしき鮨” といいます。

私の息子と同じ名前なので、親近感がでてきます。

カウンターだけの8名しか入れない小さなお店でしたが、上品な店構えで、とてもおいしかったです。

この店で使用しているワサビが、知人の得意先が静岡県作っているので、一緒に食べに行きましょう。とお誘いを受けました。

確かに、このワサビは今まで味わった事のない味でした。

またカウンターからふと酢飯の入った入れ物を見ると、酢飯が茶褐色になっています。

「あれぇ、このご飯は鯛飯なの?」

コント山口君と竹田君の竹田君似の店主に素朴な質問をしてみると、

「これは赤酢飯(あかずめし)といって、昔のお鮨はみんなこうでした。」

「赤酢飯ねぇ・・。」

竹田君似の店主によると、自分の店ではお寿司の原点を見つめ直すために、赤酢飯を使用しているとのことです。

少しかための酢飯は、独特の触感と新鮮なネタとがうまくマッチングしています。

「おいしいよ、竹田君。」

すっかり私にとって店主は竹田君になっています。

店主も嫌がる素振りを見せず、愛想良く対応してくれるところがうれしくなり、そのうちもうひとつ、素朴な疑問が出てきました。

「鮨と寿司の漢字の違いって何?竹田君のお店は鮨ってつけているけど?」

「だいたい江戸のすしは、鮨って漢字を使い、関西では寿司って漢字を使っていたそうです。私は原点を見つめ直すために鮨って漢字を使っています。」

「う~ん。なるほどねぇ。原点ねぇ~。」

またひとつ勉強になりました。

最後に食した、旬のキュウリの入ったワサビ巻きは絶品で、ツンとくる辛さに夏本番を感じた東京・銀座の夜でした。

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