保険のあれこれ | 七福タオル株式会社

2011/06/28| 七福萬来

保険のあれこれ

先日、取引先の営業担当が弊社にきたのですが、彼の右手中指に大きな包帯を巻いていました。

「どうしたんだ？」

思わず尋ねると、会社内で荷物の整理移動をしている時に重い荷物に指を挟まれ、指が破裂骨折をし、全治３カ月という事でした。

「痛かったろ！」

「かなり。」

「労災（労働災害保険）の認定を受けるんだろ？」

「はい、そういうことになると思いますが、とりあえず治療費は自費で出しています。」

そこで、個人の生命保険内容を聞いてみると、今回の事故は保険請求の対象にならないとのことだそうです。

手術をしたが日帰りである事、掌（てのひら）だったら保険請求対象なのですが、怪我をしたのが指である事が対象外ということらしいです。

生命保険がダメなら、損保保険（火災保険）に聞いてみる事をおススメしました。

個人の火災保険には、障害保険がついている事が多く、同居家族も対象になる場合があります。

「ケガをしたのが指だけに、その手がありましたね。」　と、取引先。

・・・シャレかよ・・・

後日の話、弊社の貨物車を車検に出すため、自動車販売会社の担当者が引き取りに来ました。

「何か不都合なところはありますか？」

「いや、特にはないんだけど、フロントガラスに小さなキズができているぐらいかな。まあ水滴がついているぐらいなので取り換える事はないと思うんですけど。」

「それ自動車保険を使えばいいじゃないですか。」

「保険を使うと等級が下がって、翌年の保険料が上がるから、いいや。」

「何言ってるんですか！フロントガラスの破損修理を保険を使っても等級下がりませんよ。」

「ん？？うそだぁ～。そんなこと言ってオレを騙そうと思って・・・えっ、ホントなの？！」

その場で、自動車保険の担当者に電話すると、確かにフロントガラスの破損は保険等級が下がらずにお金が出ると言う事でした。

「そうなんだぁ。知らなかった。早く言ってくれよ！」

出ると思って出ない保険と出ないと思って出る保険。

いずれにしても、保険内容のチェックをおススメします。