BLOG笑う門には七福タオル

オンラインショップ

english

理不尽


DSC06147.JPG爆笑問題の太田光さんの小説 「まぼろしの鳥」を読みました。

随所に太田光さんらしい切り口が見られた本でした。

また、さすが漫才師だけあって文章が読みやすかったです。

現実と理想、理論と大衆、合意と理不尽などがテーマのような気がしました。

考えてみれば、世の中理不尽なことばかりです。

例えば、今世間で騒いでいる大相撲八百長問題もそうです。

お相撲さんにとっては、この問題が理不尽と感じている人が多くいると思います。

実際に八百長があったと認めているのですから、「もういいんじゃない。早く勝負しようよ。」 と思います。

なので本場所を止めるのでなく、土俵際に黒紋付を着た相撲協会の審判員とは別に、ひとつの勝負が終わるたびに、八百長かどうかの判定をしたらもうでしょうか?

双方向ができるデジタルテレビの技術をもって、テレビで見ている人が判定員です。

盛り上がると思います。

NHKアナウンサーが、こういいます。

「視聴者の皆さま、ただ今の勝負いかがでしょうか?真剣勝負だと思う人は緑ボタンを、八百長と思う人は黄色ボタンを押してください。さあどうぞ!」 

すぐに集計され、結果が土俵に設置された円グラフで表示され、真剣勝負だと思う人が50%を超えたら勝ちになります。

「ただ今の勝負、白鳳ぅ~。」

仮に八百長と判断されたら両方負けになり、明日の取り組みは出れないとか、責任をとって親方同士の勝負になるとか・・。

さらに最終日・千秋楽で15日間真剣勝負できた関取から1名、総理大臣特別賞を授与します。

管直人総理大臣が土俵に登場です。

「マニフェスト通りに立派に戦った!おめでとう!」

その言葉に、会場は歓声あり笑いありで、大きな拍手が巻き起こるでしょう。

スポーツ・国技とはいえプロのエンターテイメントなのでこのぐらいの事をしてみても・・・。

ん!何?それこそ理不尽だって?・・そうかも。

コメント一覧

  1. 河北泰三 より:

    コメントありがとうございます。
    その日の取り組みはその日の朝に発表する。アハハ・・いいアイディアです。

  2. RB3 より:

    ガチンコ勝負なら、その日の取組みはその日の朝に発表すれば?そして力士は場内携帯持込禁止にする。
    しかし伝統という冠に胡坐をかいて、タニマチ、弟子制度、年寄株あるいは女人禁制とか伝統という名に胡坐をかいた閉鎖的な思考が闇を生み出している。

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

※いたずら防止のため、メールアドレスもお書き添えください。誹謗中傷等のコメントは削除する場合がございます。

CAPTCHA