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鶴姫伝説

テレビのクイズ番組で、”荒城の月”の歌詩についての問題がありました。

春高楼の花の宴 めぐる杯、影さして

千代の松原が枝、分け出(い)でし 昔の光いまいづこ

 

この歌詞の意味がどういうものかという問題です。

答えは、城跡に昔の栄華を思い起こす内容でした。

瀬戸内海・大三島に大山衹神社があります。

ここには宝物殿があり、日本で唯一女性用の鎧があります。

胸部が女性用に大きく膨らんでいます。

この鎧の持ち主は、 ”鶴姫” といい、のちに瀬戸内海のジャンヌダルクといわれた女性です。

1543年、瀬戸内海での合戦に、家族が討ち死にし、女性でありながら自ら鎧を着て戦いました。

結果、戦は勝利をおさめたのですが、合戦のさなか恋心を抱いた部下を失い、それを想って自殺してしまいます。

享年18歳といわれています。

大三島は今治市中心部からしまなみ海道を通って約30分ぐらいです。

瀬戸内海を見ると(毎日見ているのですが・・)、たまに鶴姫のことを思い起こします。

昔この海で、国を守るために戦った、18歳の女の子がいて、ピュアな心のままこの世を去りました。

辞世の句は

「わが恋は 三島の浦の うつせ貝 むなしくなりて 名をぞわづらふ」

刹那な話です。

荒城の月と鶴姫伝説・・なんかつながる感じがします。

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