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(日本語) ニッポンのハロウィン

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・・・なんだこりゃ?!・・・

先週の土曜日、夜9時過ぎの六本木交差点は何が起こっているのかわからない状況でした。

それぞれ思い思いの仮装している人・ひと・ヒトであふれかえっていたのです。

ゾンビ系、ディズニー系、セーラームーン系、看護婦系、北斗の拳系、色々です。

当然のことながら 「アケミちゃ~ん~。いいじゃ~ないの?」 「だめよ ためだめ」 系もいる。

今宵が <ハロウィン パーティー> であったことに気がついたのは翌朝テレビで見てからの事。

誰かが仮装して六本木集合!と音頭とったわけではないらしい。

仮装した人が集まった自然現象だという。

何とニッポンは平和なんだろうか?と考えたのと同時に、自分だったら何に仮装するだろうか?も考えてみた。

紺のスーツに白いYシャツ、無難な色のネクタイをビッシと決めて 『銀行員!』 なんてどうだろう?

・・・どこがおもしろいんだ!?・・・

実際に仮装するとなると、何になればいいのか思いつかないということは、変身願望が弱いということなのか?

いやまてよ!遠い記憶の中で、一度だけ仮装したことがあることを思い出した。

しかも女装。多くの人の注目を浴びたことがあるのだ。

高校3年の時の運動会、女子によるクラス対抗仮装ゲームのモデルになったのだ。

当時NHKの人形劇 『プリンプリン物語』 のヒロイン プリンセスプリンプリン が 私の役どころ。

2~3名女子が私の周りを取り囲み、寄ってたかって服を脱がしていく。

次の2~3名の女子は私の胸にブラジャーをつけ、テニスボールを突っ込んでくる。

次はドレスを、その次はかつらを、そして次の女子は化粧をしてくれた。

「かわいいわ!」

化粧を終えると女子リーダー言い放った。

それが終わると、私はグランドを一周したのです。

客席で見ているみんなは手にカメラを持ちながらキャーキャー言っている。

不思議な気持ちになる。

・・・オレって、カワイイ?・・・

あの時のときめきがよみがえってきた。

来年の今ごろ・・・そんなことを考えるとドキドキした。

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