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(日本語) タイポグラフィ賞

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日本タイポグラフィ協会が主催する賞をいただいた。

また日本タイポグラフィ年鑑2014にも掲載された。

何が表彰されて、何の本に掲載されたのか?

そもそもタイポグラフィって何だ??

そこから説明しましょう。

タイポグラフィとは文字の読みやすさ、視認性、そして美しさを得るためのデザインみたいなものです。

みたいなものという表現になってしまうのは、感覚(センス)が左右するからです。

ここまでが私がタイポグラフィの説明ができる限界です。

文字が主役のタイポグラフィを説明するのに文字だけでは難しいとは皮肉なモノ。

さてさてウチがどうして表彰されたかというと、昨年2月に竣工した 七福タオル 配送センター内のアイコンが受賞したのです。

さらに、今年の年鑑にも掲載されたって訳。

どのようなアイコンかというと、事務所や検品室、縫製室やフロアへの誘導サイン。

さらには、土足厳禁のサイン等など。

見てるだけで楽しくなる工夫をしているのです。

もちろん私がデザインをしたわけではなく、建築デザイナーの中川さんをはじめとしたスタッフのみなさんのおかげです。

線がもこもこになっているのは、タオルのやわらかさを表現しています。

最初見た時は、「もっとすっきりした線の方がいいんじゃないですか?」 なんて文句言ったりしていた私が恥ずかしいです。

こうなたっら、やたらめったらサインをつけてみようかしら・・。

さらに部屋を案内するだけがサインでなく、感情のサインもあってもいいかも。

忙しい時は 『忙』 を使って走っているサインを、間に合わない時は 『焦』 を使って汗をかいているサインを、ミスを起こした時は 『許』 とか 『謝』 を使って手を合しているサインを 各部署の入り口に表示する。  

また私の機嫌がいい時は 『笑』 を使ってハナマルサインを、機嫌が悪い時は 『怒』 を使って額に血管が浮き出ているサインを、机の上に置いておく。

そう考えていくと、タイポグラフィって、携帯メールの絵文字やラインのスタンプみたいなものかもしれません。

とにもかくにも、めでたいニュースでした。

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