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ひと夏の経験

気になることが多いのはやはり年のせいだろうか?

8月13日~17日までの5日間、夏休みだったのですが、これが大変なことに・・。

3日目の朝でした。腰に激痛が走り、歩けない状態に。

この2日間家でゴロゴロしていただけだし、重いものを持ったわけでもないのにです。

・・・これは、大変なことになっているかも?・・・

何が原因なのか気になる、

近くの総合病院に車で連れっててもらい、あとは一人で診察受付。

すでに状態はかなり悪化していて、15m先の整形外科の診察室まで腰の激痛で歩けない。

壁に崩れかかり、それでも立っていられなく、床に手をつき、膝をつき、額には脂汗がにじんでいる。

・・・きっと、大変な病気に違いない・・・

胸中黒い雲が広がり、雷鳴轟くゲリラ豪雨になり、さらに追い打ちをかけられることに。

個人情報流出防止のためなのだろう、個人名では呼んでくれず、私は ”白の4番” と命名された。

・・・病院なのに4という数字を使うか?!・・・

験担ぎ(げんかつぎ)を大事にする私にとって最悪の命名だ。

・・・どうせなら可憐に ”純白の4番” とか命名できないものか?・・・

初診なので1時間ほど待たされた後、レントゲン検査に。

「は~い 大きく息吸ってぇ~、、大きく吐いてぇ~、、息止めてぇ~、、、、、、、」

・・・殺す気か!!・・・と思うぐらい 「楽にしてぇ~」 の言葉を発してくれるのが長いこと長いこと。

4枚のレントゲン写真と先生の前にたどり着いたのは、病院に来てからすでに2時間近く経っていました。

「骨は異常がなく健康です。ぎっくり腰でしょう。」

「重い物とか持ってないですよ!しかも朝起きたら急にですから・・」

「原因不明の腰痛はすべて ”ぎっくり腰” って言うんです。痛み止め出しておきますのでそれでも痛かったらまた来てください。ごくろうさん。」

・・・この医者は、なんでこんなに急いでんだ?ひょっとして何か隠してる?本当の病名は家族にこっそり教えるつもりなのか??・・・

あれから3日経ち、腰の方は徐々に回復しているので、やはり”ぎっくり腰”だったもよう。

52歳の夏休みの出来事でした・・。

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