BLOG笑う門には七福タオル

オンラインショップ

english

無茶ブリ

「スターバックスのコーヒーでございます。」

ANAのキャビンアテンダントは慣れた口調でコーヒーを手渡した。

東京日帰り出張の帰りの機内。しかも1週間で2回の東京日帰り出張。

得意先のスケジュールに合わせると、どうしてもこうなってしまうし、愛媛県との距離感を感じていないのか、気軽に 「来てくれる?」 と、言われ 日帰り出張は前日もしくは2日前に決まる時が多い。

今回は新企画の打ち合わせ。

ただ飛行機の予約をしようとしたら、羽田から松山行きの最終便が満席。

東京日帰り出張は、始発便と最終便が大前提。得意先とのアポは変更不可能。

・・・まいったな・・・

そこで、ANAに電話してみることに。そう、私はANAのヘビーユーザーで、ダイヤモンド会員なのです。

つまり何とかしてくれるのでないかと、淡い期待を受話器に持ち変えてダイヤルを回したのでした。

「こちら全日空ダイヤモンドデスク担当の○○でございます。河北さま、いつもご搭乗ありがとうございます。」

聞きなれたいつもの独特の口調でオペレーターは話しかけてきます。

要件を伝えると、「河北さま、ご指定の便は確かに普通席が満席でございますが、プレミアムクラスに1席だけ空きがございますが、いかがしましょうか?」 と、あっさり解決。

「国会議員の席ですね。」 と、言うのは飲み込み、電話予約成功。

それでANAプレミアムクラスに搭乗したのですが、食事にしてもドリンクにしても いちいち 講釈が多い。

「こちら、秋らしく熊本県産の栗ご飯でございます。お飲み物はいかがしましょう?」

「あたたかいお茶をください。」

「承知しました。こちら鹿児島県産の○○茶でございます。」

そして食後にコーヒーを頼んだら 冒頭の「スターバックスのコーヒーでございます。」となったのです。

・・・ん!これかも!・・・

コーヒーを飲みながらひらめいたことがありました。

今度、無茶ブリ日帰り出張の時、得意先に先制パンチを出そう!

「今朝一番今治から飛んできた、とれたての七福タオルです!」 なんてね。

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

※いたずら防止のため、メールアドレスもお書き添えください。誹謗中傷等のコメントは削除する場合がございます。

CAPTCHA