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サンデイ

4年に一度のアメリカ大統領選挙。

オバマ候補とロムニー候補との戦いは、大接戦と伝えられていました。

結果、オバマ現職大統領が勝利し2期目に突入。

しかも思ったより差がついて、大統領選を制した感じがします。

そこには、”サンデイ” という大型ハリケーンがオバマ候補に見方したとの話があります。

大統領選の終盤に襲った 巨大ハリケーン ”サンデイ”は、アメリカ東海岸を中心に甚大な被害をもたらしました。

オバマ大統領は、選挙活動を棚上げし、被災地の復旧指示をしたのです。

これが、有権者の心を揺さぶったと言われています。

確かに・・。

オバマ大統領は立派でした。

自身の大統領選挙を投げ出し、被災地支援をしたのです。

対照的なのは、オムニー候補。

オバマ大統領が選挙活動離脱の際に、自身も選挙活動を棚上げし、被災地支援に行くべきだったのですが、それをしなかったのです。

いや、マスコミに選挙パフォーマンスだと書かれるのが嫌で、できなかったのかもしれません。

でもここで勝負がついたのでないかと思います。

オムニー候補にとって、オバマ候補の自然災害による選挙活動の離脱は、ラッキーでなくアンラッキーだったのです。

・・・風向きがハリケーンによって変わった。・・・

歴史的に見ても、風によって戦況が一変する時があります。

日本で言えば、元寇(げんこう)。

鎌倉・室町時代に2度にわたり、モンゴル帝国(大元朝)と高麗連合軍による日本侵攻を阻んだのが台風でした。

この台風の事を ”神風” といい、絶体絶命の大ピンチを救ってくれました。

中国の三国志でも、風によって戦況が変わった逸話があります。

自然体であることが、勝利をもたらすということかもしれません。

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