方程式 | 七福タオル株式会社

2012/11/05| 七福萬来

方程式

物事を進めるにあたり、こうして、ああして、そしてこうなる。と、方程式を立てて行動する場合と　「ええい！」　と掛け声とともに行動する場合があります。

前者の場合は、準備段階が比較的長い時で、後者の場合は思いつきの時が多いです。

当然、どちらも成功と失敗はあります。

販売応援のする時は、お客さまからのタオルに関する質問に即答できるように事前に想定問答を考えておきます。

まず　「一番いいタオルはどれ？」　という質問。

この質問を受けた場合は、「どちらさまがお使いになられるのでしょうか？」　と　逆に質問します。

色や柄は、好みがあるので、私が決めることはできませんが、用途やお使いになられる方の大まかな年齢層、性別がわかれば、ある程度アドバイスができます。

ご年配の方であれば、軽いタオルをおススメし、働き盛りの男性であればしっかりした拭き心地のタオルをおススメします。

それは乾きやすいタオルだったりする場合もあれば、新触感のタオルだったりする場合もあります。

もちろん他社のタオルもご紹介します。

「どのタオルが一番人気があるの？」　との質問には、自分が販売応援に来ているメーカーの人間であると断りをいれてから、自社の商品をおススメします。

他社のタオルはどれが一番人気なのかわからないからです。

「どのタオルが　一番吸水性がよいか？」　との質問には、一般論でお答えします。

「今治タオルブランド認定マークの付いているモノは、５秒ルールという吸水性試験を２回パスしているので、どのタオルも吸水性はいいです。」

そして、最後にプロとしてお洗濯について２点だけアドバイスをします。

１．干す際にパタパタと毛羽を振り払うこと、さらに取り込む時も同様にすること。

２．吸水性が悪くなるので柔軟剤を入れないこと。

で、実際にこの想定問答通りに販売応援をすると、多くのお客様にタオルを買ってもらえるのです。が・・。

想定外の展開になることもあります。

そんな時どのように対処するかというと、自分を信じて　”えいやぁ！”　となるのです。

説明に脈絡はなくなりますが、気持ちが伝わる場合が多くあります。