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パブロフ犬

犬にベルを鳴らしてからエサを与えることを繰り返すと、そのうちベルを鳴らすだけで犬はよだれを出すようになる。

これは”パブロフの犬” という有名な実験ですが、人間も一緒で何かの条件が整えば何かをしたくなる事があります。

お風呂やプールに入るとおしっこがしたくなる人は結構多いそうです。

私もいろいろあります。

出張から松山空港に到着し、空港に置きっぱなしにしている車で1時間かけて今治まで帰るのですが、その途中に妙にアイスクリームが食べたくなるのです。

というのも、おいしいアイスクリーム店が帰り道端にあり、何度か立ち寄っているうちに、意識をしていなくてもこの店に近づくだけでアイスクリームが欲しくなってくるのです。

そしてアイスクリームを口に含むと 「ああ、帰って来たんだ。」 という実感がわくのです。

その他、お城の中にある茶店を見ると甘酒が欲しくなったり、紙芝居を見かけるとわらび餅が妙に食べたくなったりします。

そういえば幼いころ、お城に行くと必ずと言って茶店で甘酒を飲んだし、紙芝居の時はわらび餅を食べながら見ていました。

視感と食はどこかでつながっているのでしょう。

でも家で、甘酒を飲んだり、わらび餅を食べたりしても、お城の茶店や紙芝居を思い出さないのは不思議です。

香りはどうでしょう?

この匂いを嗅ぐと、あそこを思いだす。といったことはよくあることですが、場所から匂いは思い出せないのも、おもしろいものです。

トイレの芳香剤で 『森の香り』 というのがあり、それを買おうとしたお客が店主に尋ねます。

「これってどんな香りなの?」

「森をイメージした匂いです。」

「ふ~ん。じゃあ森に行った時にトイレをイメージするってこと?」

これは立川志の輔さんの創作落語、”買い物ブギ” の一節です。

でも、中にはそういった人もいるかもしれません。

食べ物や匂いだけでなく、こうなったらこうしてしまう事は多々あります。

出張中、ホテルに入ったらペイテレビをチェックする。・・これちょっと違うか?!

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