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もうすぐ梅雨明け

先週金曜日の夕刻は激しい雷雨がありました。

その時私は、得意先の方を松山空港までお見送りした帰り道で、遠くの空がピカッと光ったと思うと大粒の雨が降りは始めました。

どのぐらい激しい雨だったかというと、フロントガラスやボディに当たる雨音で車内に流していたカーオーディオの音量を上げてもかき消されてしまうほどです。

夕刻といっても普段はまだ明るさが残っている時間ですが、空は真っ黒で車のライトに大粒の雨が照らされ、それが視界を遮ります。

稲光はジグザグラインまではっきりと目視でき、異様な雰囲気に包まれました。

・・・悪魔が来たりて笛を吹く・・・

横溝正史さんの映画を思いだしていました。

探偵・金田一耕助が活躍する殺人事件。

その殺人が行われるシーンは、必ずと言っていいほど激しい雨と雷。

犯行現場の陰惨なシーン、そして稲光に照らされる殺人犯の形相アップ・・、

きゃぁー!

そんな事を車内でひとり妄想していると、怖くなってきました。

・・・いやいや、心強く持たなければ。そうだ、楽しい事を思い出そう・・・

前向きな私は、違う事を考えようと心がけます。

ライトに照らされる大粒の雨は、確かに視界を遮りますが、見ようによってはキラキラと輝き幻想的な風景にも見えます。

・・・そうだ、ファンタジックな世界と思えばいいんだ・・・

そう思って運転すると、心が軽くなり鼻歌さえも出る気持ちになりました。

でもどこかで恐怖心が抜け切れていなかったでしょう。

・・・このキラキラから突然 ”貞子” が出てきたら怖いだろうなぁ~・・・

きゃぁー!

そう思ったら最後、家路に着くまで冷や汗がきえることはありませんでした。

梅雨前線北上にともなう雷雨、梅雨明けはまもなくです。

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