悩み相談 | 七福タオル株式会社

2012/05/02| 七福萬来

悩み相談

悩み事というのは誰しもあります。

仕事のこと、勉強のこと、家族のこと、将来のこと、恋のこと、人間関係のこと・・人それぞれです。

最終的には自分で解決しなければならないのですが、解決の糸口として誰かに相談することもよくあります。

今年３月にイベントとして行った、「立川志の輔・春風亭昇太　夢の二人会」も、両師匠はもちろんのこと多くの方に相談しました。

反省点は多々ありましたが、満足感もあったイベントになり、みなさんのおかげであることをあらためて思ったしだいです。

東野圭吾さんの最新作　「ナミヤ雑貨店の奇跡」を読了しました。

小さな街にある小さな雑貨店の店主が、さまざまな悩みを抱えている人にアドバイスをするという話です。

悩みを抱えている相談者は、世代を超えて、さらに時空を超え、繋がりを強めていくのです。

これからお読みになる人もいるので、詳細は差し控えますが、とても心あたたまる作品でした。

羽田空港で搭乗待ち時間にページをめくりながら、泣いてしまいました。

悩みを解決することは、心を強くすることであることを、この小説から学びました。

先日息子と食事をした時に、息子の様子がおかしかったので　「何か悩み事でもあるのか？」と、聞いてみました。

すると息子は　「バイトなんだけど・・」としゃべり始めました。

息子はこの夏休みにやりたいことがあり、そのためにお金を貯めるのを目的に、アイスクリーム屋でバイトをしています。

アルバイト先がアパートから電車で２０分のところにあり、その時間がもったいないというのが悩みでした。

さらに系列の別な店舗が、アパートの近くにあるのですが、時給が１００円安いのでどうしようか迷っているとのこと。

・・・なんだ？！そんなことか！・・・

その悩み相談に安堵しながらも、助言しました。

「月にバイトしている時間って、１日４時間で１５日間行ったとして月に６０時間程度だろ。ということは、（１００円安いバイト先との）差額は月６０００円だから、通勤している日数で割ると１回４００円になるじゃん。バイト先に通う時間がもったいないと言うなら、４００円の価値以上がアパート近くのバイト先に見つければいいんじゃないか？お父さんだったら（時給が）１００円安くても長い時間バイトできるところにするけどな。」

「なるほど・・うん。そうかもね。」

この回答が的確であったかはわかりませんが、糸口にはなったようです。

東京の雨

ミステリー

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