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総理の名前

ある飲み会で、「野田総理のフルネームは?」と誰かが言いました。

7名のオジさんたちは、一様に思い出そうとしているのですが口から発する人はいませんでした。

「あれぇ~?なんだっけ??」

それでも、誰かが 「野田  よ よ よ よし・・」 と口に出したのをきっかけにもう一人が

「野田佳彦!」と、言い切りました。

「そうだ!そうだ!野田佳彦だ!」「うん うん」 みんな笑顔に戻りスッキリ。

でも続いて 「じゃあその前の鳩山のフルネームは?」と、また意地悪な質問です。

最初に出てくるのは「鳩山一郎!」でしたが、「それはお父さんだろ!」 とツッコミを受けます。

「鳩山邦夫!・・いやこれは弟か!」別な人が自分で答えながらも一人ツッコミ。

「鳩山由紀夫ですよ!」勝ち誇ったように私が言うと、「偉そうに・・」と思われながらも安堵の空気が再び流れます。

昔は首相の名前はフルネームで言えたのに、何で言えなくなったのでしょう?

私だけだなく、みんなそうであるということは、テレビを見なくなったのか?マスコミへの露出が少なくなったのか?首相在任があまりにも短いのか?どうなんでしょうか?

首相の名前をフルネームで言えないことは、日本人として少々恥ずかしいような気がします。

はじめてお会いし、名刺交換した時に、テーブルにもらった名刺を置きながら打ち合わせをするケースがよくあります。

私の場合置かれた名刺を見ながら、できるだけ会話の中に相手の名前を入れて、覚えるようにしています。

「○○さん、おもしろいねぇ~。」「さすがだな、△△君。」「××さんだったらどう考える?」

宴席の続き・・

「じゃあ、自民党の谷垣総裁のフルネームは?」

「谷垣・・ええっと・・谷垣・・・・・・・ええいめんどくさい!」もう話題変えよう!という雰囲気の中、おとなしい一人ががスマホを持ちながらうつむいています。

「ネットで調べてんの?わかった?」

「うん、わかったけど・・読めない。」 こちらに向けられた画面を見ると 

『谷垣 禎一』

名前を発して覚えようとする以前の問題でした。

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