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繁忙期の気持ち

閑散期と繁忙期があります。

弊社の場合は、昔タオルケットだけ作っていた時から比べると、季節要因による差はなくなりましたが、それでもヒマな時期と忙しい時期ができてしまいます。

閑散期になると、「このまま仕事がなく潰れてしまうかも・・。」と、精神的に不安になり、忙しくなると納期が気になり、「約束を守らないとお得意先様から見放されてしまう~」と、これまた情緒不安定になるのです。

結局どちらでも、一緒ということです。

ただ、忙しくなってくると想定外のことが起こり、その穴埋めをしなければなりません。

例えば、織り間違えや加工不良、指示間違え等などです。

納期が決められているので、やり直し時に色々と段取りをしていくのですが、そこで強きパートナーが外注先のみなさんです。

一緒になって、納期という山を越えてくれます。

そのたのもしきパートナーは年々増えてきて、先日も新しいパートナーが弊社へご挨拶に来てくれました。

この人、おもしろい経歴の持ち主です。

今のお仕事をする前は、警察官だったのです。しかも機動隊員。

大阪府警に所属されていたそうで、あらためて見ると確かに体はがっしりして、強面(こわおもて)です。

「大阪と言えば、梅川事件の時にも出動したんですか?」

「もちろん。私は最後部で、やじ馬が現場に入らないようにする任務でした。」

若い方は記憶にないと思いますが、梅川事件というのは、昭和54年に大阪・三菱銀行北畠支店へ猟銃を持って強盗目的に入り、客と行員30名を人質に42時間立てこもった事件のこと。

犯人の梅川は行員・警察官4名を射殺しましたが、機動隊なかでも「零(れい)」という特殊部隊によって梅川自身も射殺されました。

当時高校生だった私は、その事件をテレビライブ映像で見ていて、震撼したのを覚えています。

その梅川事件の現場にいたとなると、その時の状況を色々聞いてみたいじゃありませんか。

「かなり現場は緊張していたでしょう?どんな感じだったんですか?」

「そうですね。わかりやすく言うと納期が間に合わない状況でしょうか。」

「なるほど・・・」

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