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訛りと方言


DSC01136.JPGこの春、高校2年生になる娘が、大学選びのために東京のオープンキャンパスに参加しました。

私もスケジュールを合わせて1校だけ、同行しました。

迎える大学側も生徒確保のためにさまざまな趣向を凝らしていました。

記念品はもちろんのこと、卒業生によるパネルディスカッションやキャンパスツアーなど等、懸命さが伝わってきます。

在校生による、身の上相談デスクは、にぎわっていました。

「この大学のいいところは?」「自宅生とそれ以外はどんな比率になっているのですか?」「部活動は盛んですか?」 とか、色々と娘は質問していきます。

その都度、在学生はてきぱきと答えていくのですが、娘からの質問が途切れた時に私からも質問。

「オチケン(落語研究部)ってあるんですか?」

「お父さん!それってなんの関係があるの?・・スミマセン、答えなくていいです。」

女子大に落研があるのか個人的に気になったので尋ねてみましたが、娘からピシャリ。

数日後、自宅に帰ってきた娘にあらためてきいてみました。

「オープンキャンパスどうだった?」

「うん・・楽しかったけど、どこも『訛(なま)っているね。』って言われた。」

娘は今治生まれの今治育ちなので、言葉も今治弁です。

東京の人からイントネーションの違いや使い方をツッコまれるのは、娘にとっては嫌だったみたいです。

考えてみれば、私の時も言われたし、後輩には瞬時にツッコミました。

あとうっかり出てくるのが方言です。

伝わらないことはないのですが、笑われます。

肌が焼けていることを 今治では 「よく焦(こ)げとるね。」 と言います。

また両替することを、「砕(くだ)く。」 と言います。

30年前、都内にある銀行窓口で1万円札を窓口に出し、「砕いてください?」 と言った時、気が付くと警備員に取り囲まれたことがありました。

おそらく窓口の女性が、怪しい男と思って防犯ボタンを押したのでしょう。

さてさて2年後に、日本全国共通語である ”サクラサク” といきますでしょうか?

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