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最高のお花見


DSC01142.JPG一足早くお花見をしました。

JR熊本駅西口そばの万日山(まんにちやま)です。

公益財団法人 再春館「一本の木」財団様が、熊本県所有の万日山に桜を寄贈されたのです。

3年かけて522本もの桜です。

私はご縁があり、この財団の評議員を仰せつかっていて、その寄贈式に出席させていただきました。

その日は、今まで寒かった日々がウソのようにうららかな日和で、気温もぐんぐんと上がり、この日を待っていたかのように桜の花も開花していました。

お話を伺うと、この万日山は長年だれも手入れをしておらず、荒れ放題だったそうです。

それを見かねた、財団の代表理事であり、再春館製薬所会長でもある西川通子様が、住む人、訪れる人に、この地をもっと好きになっていただけるものを捧げたい・・との想いで、桜を贈呈したのです。

でも、しかし、けれども・・そこには大きな壁がありました。

県所有の管理地に民間企業(実際は公益財団法人)が立ち入った事をすることは、役人にとって大迷惑なのです。

山の管理もさることながら、植樹後の管理、道の整備管理、等など手続きやら余計な仕事ができてしまうのです。

そこで登場したのは、先日再選を果たされた、蒲島(かばしま)熊本県知事です。

「余計なことを考えずに、すべて西川会長に任せなさい!」 と職員を一喝したそうです。

あれから3年経ち、整地された万日山に522本の桜が咲き誇っていました。

蒲島知事はご挨拶でこんなことを言っていました。

「官ではできなことをやってくれました。品質もスピードも・・民の力はスゴイ!」

当日配布されたパンフレットに記された西川会長のコメントをご紹介します。

“(一部省略)一日でも永く生を賜り、一本でも多くの桜を植えて、一つでも多く笑顔の花をふるさと熊本に咲かせるお手伝いをさせていただきたいと願っています。”

パンフレットの表紙には 「万日山 千本桜を 夢見て」と書かれてしました。

毎年桜は増え続けていくのでしょう。

寄贈式が終わると、再春館製薬所 社員食堂のスタッフが作られた お花見弁当が振る舞われました。

春の陽に包まれ、桜を眺めながらの、手作り弁当。

どこをとっても想いのつまった、気分最高のお花見でした。

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