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決め事

「もう一度お伺いしてもよろしいでしょうか?」

取引銀行マンが申し訳なさそうに電話をかけてきました。

一日前・・

取引銀行が反社会勢力排除に向けての、銀行取引約定書の変更書き替えを依頼してきました。

簡単な手続きですが、数枚の書類に署名・捺印が必要です。

「社長の住所・名前をここに書いてください。・・ええっと住所は愛媛県から書いてください。」

「んん?県名からなんて、おかしいと思わない?あなたのところ今治支店でしょう?!今治市からで充分なんじゃないの?」

「いや、それが、その・・決まり事なんで愛媛県からお願いします。」

「別に手間を惜しんでいるわけじゃないけど、無駄な事だよなぁ~。」

数枚の書類に会社判、法人実印、個人住所、名前、個人実印を書き込み押印し渡しました。

「ここには、実印は押さなくていいのかい?」

「はい。ここは押さなくて結構です。」

翌日になり、私が指摘をしたところに押印が必要であったと連絡があり来社されました。

「ほら見ろ!」

「スミマセン。上司にめちゃくちゃ怒られました。」

「だいたい君のところは無駄な書類も多ければ、無駄な動きも多いんだよ!あの時押印しとけばよかったんだ。」

「スミマセン。」

「押さなければいけないところに押印がなければダメだろうけど、押さなくていいところに押印したって問題ないだろ?」

「いや、それが、押さなくていいところに押印があった場合、訂正のための二重線を引き、その上から押印しなければならないんです。」

「えっ!何?何て言った??押印したとことに二重線を引くのはわかるけど、その上からさらに押印するって?」

「そうです。」

「同じハンコで??」

「それが決め事です。」

ワケワカンナイ。

コメント一覧

  1. 河北泰三 より:

    コメントありがとうございます。
    ここで考えられるのは2つ。
    一つ目は、この銀行独自のマニュアルであること。
    もう一つは、この銀行マンがマニュアル漬けになってしまっていて、訂正といえば印鑑と思いこんでしまっている。いわば職業病にかかっている。
    さてさて、真実はどっちでしょうか?

  2. ケツの青い銀行マン より:

    印鑑の訂正印???
    聞いたことないですね〜。

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