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現場主義

今、現場がおもしろくなっています。

先日見た映画 「ステキな金縛り」 は、封切りまもなく興業収入トップに躍り出ました。

確かに、この映画は面白いし、ついつい人にススメたくなるほどの出来栄えです。

あるテレビで、原作・監督の三谷幸喜さんはこんなことを言っていました。

「今回の映画は、現場が面白かった。」

つまり役者さん、スタッフは、収録時に笑いが絶えなかったとのことです。

今回の映画は特に観客だけでなくスクリーンの奥でスタッフが笑っているような、あるいは役者さんがスタッフを笑わせようと演技しているような感じでした。

・・・それって?!大事かも・・・

そんな現場の臨場感を出しながらの演出は、さすが三谷幸喜さんです。

現場の臨場感といえば、結婚式ならぬ離婚式というモノが流行っているそうです。

結婚をした新郎新婦ならぬ旧郎旧婦が親戚・知人・友人の前で離婚を報告するというもの。

離婚すると互いの友だちとも疎遠になりがちなので、式をする事によって友人との関係は保たれ、お互いに再スタートのケジメがつけられので、マスコミの報道も手伝って、離婚式プランナーには日に100件以上の問い合わせがあるそうです。

・・・なんじゃこりゃ?!・・・

東日本大震災以降、特に東北の人たちの離婚率が高くなっているとは聞いていましたが・・。

じゃあ離婚式ってどういう式なのかリポートがありました。

グレーのスーツの ”旧郎” とベージュのニットを着た ”旧婦” が現れ、二人は一言も話さず、2台の人力車に別々に乗ります。

それを参列者がぞろぞろとあとを続いて住宅街を歩くこと15分、会場となる古民家へ到着。

参列者も困惑し、微妙な空気に包まれます。

参列者の前で、離婚式プランナーが離婚に至った経緯を説明。

そして ”旧郎” ”旧婦”がそれぞれ挨拶をしたあと、最後の共同作業に入ります。

ハンマーを ”旧郎” ”旧婦” が一緒に握り、結婚指輪を叩きつぶすそうです。

どうです?この臨場感。

今、現場はおもしろくなっています。

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