BLOG笑う門には七福タオル

浅田真央選手の涙は、ピュアでした。

もっと泣いていいんだよ!と思った人はたくさんいると思います。

ただ浅田選手の立場からは、そうはいかないんでしょう。

今から15年前に娘が誕生した時、家族みんながそれぞれの立場で、涙したことがあります。

夏のある昼下がり、娘が誕生しました。

長男に続いて、第2子目です。

娘はすぐに保育器に入れられましたが、自身の存在感を元気な泣き声にして、家族中安心させていました。

家内は分娩室から出てきて、大きな仕事を終えた安心感からか、ベッドに横になりながらも一筋の涙を流していました。

4歳になる息子は、自分の家に赤ちゃんが来ることを楽しみにしており、ガラス越しに保育器に入った新しい家族を笑顔で見ていました。

私はビデオカメラを片手に、新しい家族ができた実感をかみ締めていました。

その日の夜のことです。

当然のことながら、家には4歳の息子と二人きりです。

お風呂に入り、食事をしました。

そして寝る前、息子に対して

「今日の赤ちゃんのビデオ見る?」と言ったら、

「見せて、見せて。」と笑顔。

テレビ画面に映った、保育器に入った生まれたての家族を見ながら、息子の顔がだんだん曇ってきました。

その内、涙声になり、涙がポロリ。

・・・あっ!やきもち かも。・・・

一瞬そうひらめきました。

考えてみれば、今日は一日中息子のことをかまっていませんでした。

私だけでなく、じいちゃん、ばぁちゃん もそうでした。

・・・これが 幼児のやきもちなんだぁ・・・

と思いながらも、

「どうしたんだ?何で泣いているのかな?」

そうしたら、息子が泣きじゃくりながら

「だって・・なんで赤ちゃんがあんなに泣いているのに、だれもかまってあげないの?・・」

・・・えっ!・・・

息子はやきもちで泣いていたのでなく、やさしさから涙が出たのでした。

私は息子を引き寄せ、抱きしめました。

「そうだな、そうだな・・、明日お父さんがかまってあげるように、言ってあげるからね。」

息子を引き寄せたのは、私の涙を息子に見せたくなかったからです。

思いやりが芽生え始めた、息子の成長が素直にうれしかったです。

家族全員が泣いた日です。

コメント一覧

  1. 七福タオル より:

    年齢を重ねると、涙もろくなること、私も一緒です。
    涙を抑えられなくなることは、感情のコントロールができなくなっているからだそうだという人もいます。
    私は涙を心の汗と思うようにしています。
    青春ドラマみたいですが・・。

  2. AD-IT より:

    えーお話しですね(涙)。我が家は男の子2人ですがたまに兄が弟を一生懸命遊んでやる姿を見ると涙が・・・。単純に年を取ったせいですかね(笑)

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