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夢見る巴里(パリ)

共通のキーワードがいろんな角度からつながる時があります。

フランス・パリで行われている”メゾン・エ・オブジェ”という国際見本市があります。

6年前から毎年1月に出展を重ねてきました。

この見本市は出展審査が厳しいのですが、来年1月の出展希望に対して審査パスをした連絡がありました。

・・・よーし。来年もパリだぁ!・・・

その知らせを出張中メールで受け取り、その日の午後たまたま通りがかった表参道にあるベビーショップへ入りました。

買い物目的ではなかったのですが、カワイイショップの雰囲気に魅せられ店内に入ったのです。

売場の人が近寄ってきて、「何かご希望のものがありますか?」 と声をかけてきます。

「いや、たまたま通りかかってカワイイ雰囲気なのでちょっと立ち寄ってみたんです。ちなみにこの店は日本のブランドですか?」

「いや、フランス・パリのブランドです。ヨーロッパには数百店舗あります。」

「へぇ~。パリですか・・。」

パリという言葉だけが頭に残りました。

そしてその店を後にして、得意先へいざ商談です。

タオルバイヤーと打ち合わせをすすめているうちに・・

「河北さん、私まもなく遅い夏休みに入るので、連絡は休み明けにお願いします。」

「わかりました。で休みは・・あさってから1週間ですね。・・いいですね。どこか行かれるのですか?」

「はい、主人とパリへ行きます。」

「パリ?!・・フランスの?」

ここでもパリという言葉が出てきました。

そして、とどめはパリの知人からメールが来ました。

弊社CMを見ての感想でした。

パリの匂いのする内容でした。

その日の夜、シャンゼリゼ通りを散歩している夢を見たのは当然です。

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