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魔法使い

ハリーポッターと死の秘宝 PART2 を見ました。

人気小説の映画で、ホグワーツという魔法学校を舞台に繰り広げられる、魔法使いの話です。

魔法使いといえば思い出すキャラクター達は多々ありますが、基本的には欧米っぽいイメージがあります。

その昔アメリカの人気テレビシリーズ ”奥さまは魔女” もそうです。

日本でもアニメ ”魔法使いサリー” というのがありましたが、サリーちゃんの父親はシルクハットに燕尾服を着ていたような気がします。

シンデレラ、白雪姫、眠れる森の美女、ヘンデルとグレーテル等なども西洋のものです。

じゃあ日本に魔法使いはいなかったのでしょうか?

もともと日本には魔法使いという概念がなかったのかもしれません。

一般の人ができない事ができる人は、みんな神様というくくりになっていたんでしょうね。

「神がかっている。」 という例え言葉が昔からあるぐらいです。

映画ハリーポッターに出てくる魔法使いたちは、見た目には普通の人間と同じですが、いろいろなキャラクターがいます。

落語の中でもいろいろ考えてみましたが、出てくるのは魔法使いでなく、死神、貧乏神などの神様になります。

「九日目」 という落語があり、気の弱い男の前に死神が現れ、「お前は九日目に死ぬよ。」 と死の宣告をします。

気の弱い男は、どうせ死ぬんだったらやりたい事をやってから死にたいと思い、自分の思うように行動します。

言う事を聞かない子供を叱ったり、得意先に悪態をついたり、女湯に入ったり、服を着たまま湯船につかったり、小心者なりにやりたい事をします。

そして九日目の朝、死ぬかと思ったら死にませんでした。

「死神出てこい!」と大声で叫ぶと、死神が笑顔で再登場。

「言いたいこと言って、やりたいことやって楽しかったろ。実はお前は長生きするんだよ。」

「何ぃ?!長生きだって?どうして9日目に死ぬって嘘言ったんだ!」

「オレも死神仲間じゃ気の弱い方だから、一度大きなことが言ってみたかったんだ。」

というオチ。

怖い世界でも憎めないキャラクターがいるから、物語はおもしろくなるものです。

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