エイプリルフール２０１１ | 七福タオル株式会社

2011/04/01| 七福萬来

エイプリルフール２０１１

今日は４月１日、新年度がスタートですが、東日本大震災の影響で世間はそれどころでない雰囲気です。

甚大な被害になると、風評やデマが横行しがちです。

特に福島原発の事故が、大きな問題として海外に波及しています。

我々業界でも海外出荷に際し、輸出先の税関で商品が止められています。

商品（タオル）が被爆していないという証明書を関係機関に発行してもらわなければなりません。

平行して経済産業省が外交ルートを通じて、海外の税関に通関するようにプッシュしてもらいます。

なんともはや、労力のかかる話です。

私の友人である造船所社長のところも、海外の船主から新造船の契約を延期してほしいとの要請があったとのことです。

理由は同じで、放射能汚染を恐れての事だそうです。

４月１日といえばエイプリルフールです。

日本では　”四月馬鹿”　といわれています。

エイプリルフールの起源は、はっきりしたものがありませんが、有力起源としてヨーロッパからきているそうです。

フランスではその昔、３月２５日を新年とし、４月１日までを春の祭りにしていたのですが、１５６４年にフランスのシャルル９世が１月１日を新年とする暦を採用しました。

それに反発をした民衆が、４月１日を　「嘘の新年」　として馬鹿騒ぎをしたのが始まりとされているのが有力らしいです。

それが世界中に広がったわけです。

私自身は、４月１日だから　”嘘”　を言う事はここ数年ありませんが、他愛もない　”嘘”　は嫌いじゃありません。

北朝鮮メディア発表の金正日総書記の逸話は、ほほえましい物があります。

“金正日同士は超能力の持ち主で、『縮地法』で瞬間移動ができる。”

・・・サイボーグ００９かよ・・・

“会員限定のゴルフ場（パー７２ホール）で、２００６年に初めてゴルフへ行き　１８ホールの内、１１ホールでホールインワンを記録した。”

・・・いったいいくつで回ってきたんだ？！・・・

風評やデマは、悪意を感じ嫌悪感がありますが、耳にした瞬間に　「ウソつけ！」　と突っ込みたくなる話は好きです。