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こども相談室

タオルの仕事を手伝い始めて間もない若い時、毎日のようにトラックにタオルを積み込み走っていました。

車の中では、ラジオがかかっています。

夕方4時になると、”こども何でも相談室” という30分の番組を放送していました。

この番組が、おもしろかったのです。

子供の素朴な質問に、スタジオにいる先生が答えます。

「どうして空は青いのですか?」

「その質問は、○○先生お願いします。」

司会者が、何人かいる先生を指名します。

「それはね、太陽の光には7つの色があって、青い光が空気中のチリに反射しているからだよ。」

「ありがとうございました。」

単純な質問だけではありません。

「うちのお父さんとお母さんはいつもケンカします。仲良くするにはどうすればいいのでしょうか?」

「△△先生お願いします。」

「お父さんとお母さんは、何がきっかけでケンカしてるのかな?」

「昨日はチャンネル争いでした。」

「そうしたら、テレビをもう一台買ってもらいなさい。」

「ありがとうございました。」

すごく適当な感じです。

中には、答えられない質問もあります。

「ある人に叱られた時、”血が濃い” と言われましたが、”血が濃い”ってどういう意味ですか?」

「・・・そうですね、××先生お願いします。」

「私はその手の専門でないんで、◎◎先生お願いします。」

「××先生!そりゃないでしょう。私だって専門でないし・・。あっ、□□先生がいいんじゃないですか?」

「ええっ!私ですか??・・それはね大人になったらわかる事よ。」

「ありがとうございました。」

まるでコントです。

“こども何でも相談室”って、子供が大人を試す番組だったのかも・・。

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