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落語的事業仕訳


DSC02819.JPGパリでの展示会も5日間の会期のうち2日終わりました。

中盤戦になりました。

連日多くの国の皆さんに、弊社のタオル製品を見ていただいてきます。

来場者のなかに、今回のお手伝いをしていただいています、ジェトロ(独立行政法人 日本貿易振興会)の皆さんがいます。

東京をはじめとして、パリ・イタリア駐在の職員、日本でも岡山・岐阜・兵庫の駐在職員の皆さまです。

いわば私たち世界に自社製品を売っていこうとしている企業のサポーターです。

ご存知の通り、鳩山新政権になりジェトロ(独立行政法人 日本貿易振興会)も事業仕訳のターゲットに入ったそうです。

結論から行くと、予算を減らされたそうです。

事業仕訳での職員とのやり取りを聞いてみると

仕訳人「ジェトロさんは、事業成果は出ているのですか?」

ジェトロ「大きな成果があります。」

仕訳人「成果が出ているのであれば、もう予算の必要はありませんね!」

これでバッサリ予算を縮小されたそうです。

ここで仮に まだ成果は出ていません。と回答したらどうでしょうか?

おそらく「成果の出ていない事業をやめてください。」といわれるのでしょうね。

どちらに転んでも、予算縮小という道は避けれなかっただと思います。

じゃあ、仕訳作業なんか時間の無駄と思いがちですが、パフォーマンス(ライブといってもいいかも)が必要だったんでしょう。

 

こんな話を聞くと、ついつい落語のネタを思い起こしてしまいます。

占い師とお客様の会話です。

占い師「あなたの家の庭に松の木がありませんか?」

客「えっ!どうしてわかったんですか?」

占い師「松の木のおかげでいい運気ですよ、大事にしてくださいね。」

松の木がないバージョン

占い師「あなたの家の庭に松の木がありませんか?」

客「ありませんけど・・。」

占い師「よかったです。あれば切ってくださいと言おうと思ったんですよ。いい運気ですよ。」

どっちに転んでもいい例を出した小噺です。

要は、納得(安心)させるためのライブ感が大事ということでしょう。

ジェトロさん一緒にガンバローね。微力ながら弊社もがんばります。

写真はパリ展示会風景です。

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