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パリの偶然


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フランス・パリ郊外で開催されている インテリアの国際見本市 『メゾン・エ・オブジェ』に今年も出展しました。

気がつけば2006年に初出展をしてから11年連続出展。

会場は一緒ですが、11年で6号館までしかなかったのが8号館まで増えています。

来場者数、出展者数ともに増えている結果でしょう。

また11年前は、会場内喫煙OKでした。

しかも歩きたばこもOK。

自由の国 フランスって感じでしたが、いつの日か会場内は全面禁煙になりました。

出展者バッチ、入場者バッチも紙からプラスチック系になり、セキュリティーも年ごとに厳しくなっていきました。

そういえば会場内にコソ泥が多く、私たちも被害にあったことがあります。

「ブースの電源ボックスを確認するから・・」 作業員風の男が話しかけてくる。

電源ボックスは展示ブース内の手荷物置場にあり、その男は電源ボックスを触るふりをして私たちの手荷物の中から財布などを抜き出すのです。

財布がなくなったことに気がついた時は後の祭り。

でも、次の被害者を出さないために抑止力になればと、被害が出たことを館内放送してほしいと主催者側に申し出たら、「そんなことをしても意味がない」 と突っぱねられました。

もっとわかりやすく言うと 「取られる方が悪い。」 と言われている感じ。

フランス人の考えと、日本人の考えとの違いを実感したものです。

そして今年。

昨年末にパリ市内で発生したテロ事件のおかげで、来場者数は激減しています。

目分量ですが、通常の半分ぐらい。

パリの人の集まる場所には出かけるな。と言わんばかり。

そういえば、いつもはブースに主催者がご挨拶に来られるのに今年はまだ来ていません。

つまりは、主催者も人の集まる場所には出かけないようにしていたりして・・。

そんな中、今治タオルブランドをお手伝いいただいているアートディレクターの佐藤可士和さんご夫妻に会場内でお会いしました。

佐賀県・有田焼の広報に一肌脱いでの参加されていたのです。

偶然にもパリの地で仲間とお会いできることうれしい限り。

このブログの第1回目も佐藤可士和さんで、連載1000回目も佐藤可士和さんが登場。

偶然とはいえご縁があること、うれしく思うのです。

花の都 パリからでした~。

コメント一覧

  1. 七福タオル より:

    1,000回ブログの陰に浮穴さんあり・・です。
    浮穴さんはウケがいいので調子に乗ってしまいました。
    祝1000回のコメントは、なによりの励みです。
    感謝します。

  2. 浮穴 より:

    通算1000回目の投稿、おめでとうございます!
    足掛け6年、これもひとえに継続の賜物かと思います。
    あの頃はほぼ日刊、今はほぼ週刊とペースは違いますが
    変わらず内容の濃い河北社長の日常が垣間見れて
    うれしい限りです。
    このまま「萬」来まで、は冗談ですが、これからも
    お元気で、楽しいお話を期待しています。

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