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ズルイ

好きな言葉のひとつ 『懸命』

目いっぱいがんばる姿を現す言葉です。

懸命に生きている人はとても美しく感じます。

それに対して嫌いな言葉のひとつ 『ズルイ』

言葉通りで説明要らず。

ズルイ人はとてもいやらしく感じます。

日曜日にヒマだったので映画を見に行きました。

しかも初めて映画館で見る韓国映画 『王の涙-イ・サンの決断-』 です。

いわゆる歴史モノで、名君といわれた李朝時代第22代の国王イ・サンの暗殺計画の1日を追いかけた内容でした。

この国王は、幼少期から常に命を狙われていて、父親も謀略によって無実の罪を着せられ殺されてしまいます。

なぜ殺されたかというと、生きていると不都合な人たちがいるからです。

わかりやすくいうと 『ズルイ』 人たちが権力を手に入れたいからです。

ただ若き国王になったイ・サンは、命を狙われながらも 『懸命』 に生きていく。

実は父親をはめたのも、イ・サンの命を狙っていたのも 義理の祖母 であったのですが、これが実話であるのもスゴイ。

映画から 派閥による宮廷の権力争いやしきたり など、朝鮮王朝の歴史を垣間見た感じです。

といっても朝鮮王朝の歴史はそんなのばっか といってもいい。

そのなかで、奴隷制度のシーンは、身につまされる思いになりました。

子供が売り買いされるのです。

その子供たちは名前がなく 背中に数字の焼印を押され、番号で呼ばれる。

名前を勝手につけることすら許されない。

映画では、『至誠』 という言葉を使って 『懸命』に生きていく イ・サンの姿が感動的に描かれていました。

『小事を見逃すな。すると誠が見えてくる。誠が見えてくると流れができる。流れは感動になる・・』

中庸の一説を使ってのラストシーンは、鳥肌が立つほど。

どれだけ史実に基づいているのか定かではありませんが、今世界のあちこちで起こっていることも、238年前の李朝時代に起こったこともなんら変わりがないということかもしれません。

ただ気になるのは、この映画 全国封切が昨年末だったそうですが、今治には2か月遅れでの公開だったこと。

少し 『ズルイ』 と思ったのでした。

コメント一覧

  1. 河北泰三 より:

    コメントありがとうございます。
    ご拝読感謝・恐縮です。
    以前ブログは毎日のように更新していましたが、昨年は週2回、今年から週1回に減らしています。
    理由は当初からこのブログは アラビアンナイト“千夜一夜物語” にならって1000回を目標にしていたからです。
    カウントを見ていただいてわかると思いますが、すでに972回。
    終了するのが名残惜しいので更新回数を減らしていたのです。
    忙しいわけでも、なにかあったわけでもありません。
    毎日楽しいネタは生まれてきますし、先輩ネタもそのうちでてくるかも・・。

  2. ムラヤママサキ より:

    センちゃんどうした? 最近更新が滞ってる様ですが、ケーエイシャは忙しいかな。
    それとも何かあったか、心配してます。 
    自分ではブログ等たらず、他人のを見てカキコするだけのワタシは「ズルイ」のかな。

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