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(日本語) 検証『花子とアン』

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今年の3月31日からスタートしたNHK 朝の連続テレビ小説 『花子とアン』 が終盤を迎えています。

テレビ画面に向かって、時には笑い、時には怒り、そして涙してしまうぐらい、よくできた番組です。

私は毎回 NHK朝の連続テレビ小説 シリーズ を見ているわけではありません。

今回どうして見るようになったかというと、それには小さな理由がありました。

今年の3月下旬、京都でとある団体の研修会に招待され、宴会の二次会でのこと。

京都っぽい小路にある風情のある8席のカウンターだけの小さな和風スナック。

客は私たち仲間5名ともう一組3名の中年軍団でした。

スペースが小さいので、お店全体で共通な話題でしゃべり、興味のない人は黙っているシステム。

そのうち 当時のNHK 朝の連続小説 『ごちそうさん』 の話題を誰かが口にしました。

そうしたら 私以外の・・カウンターの中にいたスタッフを含めた全員一斉にそのドラマネタに食いついたのです。

「○○って死んでしもたんかなぁ~」 と誰かが言うと 「そんなことない!」 と誰かが言う。

「いよいよ最終回が近づいてきたなぁ~」 と発すると 「さみしなるなぁ」 とつぶやく。

小さなスペースとはいえ、全員がドラマモードに浸ってるのです。

・・・誰が死んだんだ?それって主人公の子供?それとも旦那?そんなに面白いの??!・・・

口に出したいけど、口に出せない自分がそこにいました。

・・・なんでこんなに盛り上がれるんだ??・・・

で、その理由を知りたくて、吉高由里子さん主演の『花子とアン』を見始めたのです。

ドラマは小説『赤毛のアン』の翻訳者 村岡花子の一生を描いたもの。

ドラマの中に主人公の親友なる白蓮という婦人が登場しますが、この方も実在の人物で 『白蓮事件』 なるものを引き起こし、当時の世間を騒がせたのです。

その事件とは九州の石炭王に嫁いだ夫人が、年下の学生と駆け落ちし、新聞に夫への”決別状”を公開したというもの。

この事件のことをドラマを見た後から事実だったことを知り、興味を持って調べるとドラマでリアルに描かれていることを思い知ったのです。

・・・恐るべし 朝の連続テレビ小説!・・・

そのドラマが今月いっぱいで終わることを考えると とてもさみしくなります。

・・・この気持ちだったんだ!・・・

京都の小路にあるあの小さな和風スナックの人たちとひとつになれた気になりました。

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