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人手不足の先

全国にチェーン展開している居酒屋、牛丼屋では深刻な人手不足が原因で閉店が相次いでいるとのこと。

原因は今まで主力の働き手だったフリーターや学生バイトに不人気な業種先になってしまったらしい。

そういえばその動きには前兆があったような気がする。

いつのころからだろうか、東京や大阪の都会で居酒屋や牛丼屋に行くと、接客する店員さんが留学生など外国人が目立つようになっていました。

賃金なのか、仕事内容なのかわかりませんが、日本人の姿が少なくなっていたのです。

テレビによると、深夜勤務の時給が1,400円でも集まらないとのこと。

時給1,400円といえば22日間普通に働けば、月収30万円近くになり、それでも集まらないということは、何かの歯車がかみ合っていないような。

ユニクロのレシートには従業員募集のメッセージが印字されてるし、コンビニへ行っても入り口どころかレジ周りにも従業員募集の張り紙がしてあり、人手不足は飲食業界だけではない感じ。

そんな中、弊社の社屋を施工してくれた工務店さんの話には耳を疑いました。

官公庁の建設発注は入札制ですが、人手不足で入札に応じてくる業者がいないらしい。

したがって入札不成立となり、建設自体ができない事例が全国的に増えてるとの事。

行政機関が建築入札情報を出しても入札業者がいないものだから、行政は慌てて業者にお誘いの電話をしてくるらしい。

「入札に参加して!一生のお願ぃ!」 みたいな。

立場が逆転してしまっていて、何かおかしい。と工務店さんは言っていました。

弊社も数年前に同じような事がありました。

広告代理店数社から同時期に、同じようなタオルを作ってほしいと依頼があったのです。

よく聞いてみると、案の定その先のクライアントは同じだったのです。

クライアントが広告代理店に出した販促品の条件は 1.タオルであること 2.今治タオルであること 3.七福タオル製であること だったのです。

私はそのクライアントとは面識もなく何故そんな話になったのかわかりませんが、広告代理店各社は、「ウチにタオルを」 「他社よりも高く買うから」 「前金で払うから」 等などアプローチをかけてきました。

私の方から 「タオルを買ってください。」 というのが普通なのに、おかしな現象が起こったのです。

「これは試練だ!」と心に言い聞かせて、一番取引条件の悪い代理店を選びました。

人手不足は景気回復のバロメーターなのかもしれませんが、お金本位にならぬよう願うばかりです。

コメント一覧

  1. 河北泰三 より:

    コメントありがとうございます。
    サービスを提供する方の気持ちは進化してほしいですね。
    人手不足になることはコミュニケーション力不足なのかもしれません。

  2. kiki より:

    こんにちは。
    サービス業をしてる私には人手不足は淋しい気がします。
    サービス業楽しいのにもったいないです!
    入札の話もそうですが、ビジネスも時代が変わってきてる様ですね。(^ ^)

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