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からだにピース

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「休みが取れたのでちょっと遊びに行かない?」

春風亭昇太さんから電話があり、東京出張のついでに小旅行へ出かけることに・・。

行先は私たちの母校、東海大学で、新宿駅で待ち合わせて、小田急線に乗り 25年ぶりに東海大学前 に降り立ちました。

“東海大学近道商店街” という、とぼけた名称に苦笑しながら、「ここに本屋なかったっけ?」「銀行はそのままですね。」「この喫茶店昔もあったよな。」・・と、昔をひとつひとつ回顧。

大学に到着し、まず向かったのは”落語研究部”の部室。

でも部室の立ち並んでいる長屋はあるものの、元にあった場所には落語研究部のプレートはありませんでした。

・・・とうとうつぶれた?!・・・

嫌な予感を感じつつも突き進んでいくと、別棟に落語研究部のプレートがありました。

昇太さんが部室のドアを開けると、部員が二人いました。

「ああっ!・・・押忍!」

私の顔はわからずとも、さすがに昇太さんの顔を見て後輩たちはびっくりです。

「ちょっと遊びにきたんだ。」

部室内の雰囲気は昔とほぼ一緒。

まさにタイムスリップした感じで、文化祭の時のネタ帳やら、写真やら、取り出しては感慨深い時間を過ごしました。

誰かが連絡したのでしょう。そのうち次々と後輩たちが集まってきます。

「じゃあ校内見て回るから、お前たち半纏(はんてん)を着てついてこい!」 「押忍!」

部員は7名だそうです。・・私たちのいたころは20名ぐらいだったことを考えると少々さみしい気もしますが、部長が女性だと聞きほほえましい気持ちにも。

後輩たちに出身地を尋ねると、愛媛出身がいて、「愛媛のどこよ?」と聞くと「今治です。」と答える。

東海大学落語研究部というだけで身内感覚が芽生えてくるのに、同郷となるとなおさらです。

昇太さんも終始ご機嫌で、「時間がある奴はちょっとお酒でも飲みに行こう!」と後輩を誘って近くの居酒屋へ行きました。

「なに飲む?」というと、学生5名中3名は「カルピス」を注文。(カルピスハイでなく、ただのカルピス)

昔だったらそんなものは先輩の前で注文できませんでしたが、そこは時代。

「からだにピースだもんな!」と突っ込みながら、今回の母校訪問は、私たちの方が”からだにピース”でした。

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