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食欲の秋

気がつけば、もう9月に入ってもう4日も経ちました。

2ヵ月カレンダーを破ってはじめて季節の変わり目に気がつきます。

・・・もう秋なんだ・・・

今の時代、考えてみれば季節感が薄れているような気がします。

もちろんこの夏は猛暑だったので、季節を感じなかったわけではありませんが、なんいうか風物詩に浸る時間がないというか、めんどくさがっているというか、季節の待ちどうしさがないのです。

昨日、通勤していると、小学校の児童が集団登校していました。

当然2学期が始まったからですが、このブログを書きながらあらためて気がつくのです。

それこそ自分の子供たちが小さなころは、夏休みの宿題を手伝ったり、最後の日曜日だからといってどこかに出かけたりしましたが、最近はそれもなくなったので、久しぶりの集団登校を見てもピンとこなかったのでしょう。

・・・人生の秋?・・・

いやいや、そんな事を考えていると老けてくるので、楽しいことを考えることに。

秋と言えばやはり ”食欲の秋” です。

秋の味覚の代表格は 『さんま』 じゃないでしょうか?

落語にも 『目黒のさんま』 という噺があります。

あるお殿様が目黒に野掛けへ出かけて行き、お腹がすいたので民家でさんまを振る舞ってもらいます。

お腹が空いている殿様にとって、初めて食す脂ののったさんまはビックリ仰天のうまさだったのです。

屋敷に帰った殿様は、もう一度食べてみたいと家来に頼みますが、さんまは殿様が食べるような食材でなく家来は悩んだあげく、さんまの身を蒸して脂を抜き、だんごにして汁の中に入れたのです。

ブスブスと焦げた魚が出てくると思いきや、汁の中に入った丸いだんごになったさんまを見て、「どこで捕れたさんまだ?」 と家来に尋ねると、

「築地の魚河岸で仕入れました。」

すると殿様は、「さんまは目黒に限る」 というオチ。

秋本番を迎えようとしている中、黒く焼け焦げたさんまを、大根おろしに醤油かけて食す!

よし9月は3回さんまを食べるぞ!そして10月は松茸を食べ、11月はカニだ!

季節の食材を待ちうけて食う!うううっ楽しみ!みなさんも秋を楽しみましょうね。

コメント一覧

  1. 河北泰三 より:

    コメントありがとうございます。
    まだ秋の味覚はないのかもしれませんが、現地だからこそ食べれる料理を楽しんでください。

  2. インディアン より:

    うぅ~、さんま食べたいです!!
    こちらはまだまだ夏、秋の気配はまったくございません。

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