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木造校舎

3月と聞くと気分的に陽気になりますが、毎日のニュースは暗いものばかり。

事件や事故もさることながら、日本経済を揺るがす大型倒産も散発しています。

次世代に向けて淘汰される企業と生き残る企業との選別がされているような感じです。

かつてオーディオメディアといわれるものが、カセットテープになりDATMDになり、今や携帯端末になりました。

レコード、ビデオテープも然りです。

白熱球、蛍光灯などの電気関係もLEDへの世代交代が加速度的に進んでいくでしょう。

時代に取り残されると思いがちですが、全部がそうではありません。

木材関係の業者が、木でできた校舎を作り火災実験を行いました。

その費用3億円だそうです。

子供たちに木のぬくもりのある教育現場を作りたいとの思いで、安心安全確認のための実験だそうです。

今後何度か実験を繰り返していくそうですが、教育環境という立場からいくと ”なるほど!” と思いました。

新素材に比べ、燃えやすい、腐りやすい木材ですが、自然の恵みである天然素材を生活に活かしていく考え方は悪くなく、ましては教育現場となるとなおのことです。

子供の数が少なくなってきているので、高層校舎でなく低層校舎にする反面、災害意識を高める防災訓練を教育に取り込むことも、今後の日本にとって大事でないかと思う訳です。

東日本大震災の教訓は、絶対安全から個々の防災意識の向上です。

子供たちに防災意識を向上させるという事は、必然的に大人たちも向上していくのでないかと・・。

そのサイクルを強めていくためにも、木造校舎というのはいいアイディアです。

先日、木材加工業者の方とお話しする機会ありました。

「木材需要って、1年間でいくと繁忙期、閑散期ってあるんですか?」

「そりゃあります。一般的には ”ニッパチ” と言われる 2月と8月がヒマです。」

「へぇ~。それって建築シーズンが係わっているんですか?」

「いや、そうではありません。2月は寒いでしょう。8月は暑いでしょ。職人が働かないんです。」

「ギリシャ人かよ!」

林業や木材関係者の意識改革も当然のことながら必要です。

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