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(日本語) ファンタズミック

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DSC00211.JPGデザイナー3名と一緒に東京ディズニーシーへ来ました。

平日だと言うのに、多くのゲスト(お客様)が入っていました。

「いいですか。ゲストの気持ちを理解するために、ノルマとして4つのアトラクションに乗ってもらいます。」

「わーい」

最初に向かったのは ”ビック バンド ビート” というショーです。

「これってどんなショーなんですか?」

「ミッキーがドラムも叩けば、ダンスも踊り、タップまで踏み、オレってスーパースターだぜって感じのショーです。」

ショーが終わるとデザイナー3名の目は、スーパースターにうるっとしています。

「いいですか!ミッキーマウスに惚れないように!」

続いてダッフィーの家に行き、お茶しました。

お茶したところにも舞台があり、そこでまたまたショーです。

デザイナー3名は、携帯カメラで写真を撮りまくっています。

さらに、絶叫系アトラクションに並んだところで、デザイナーの一人がバックの中を必死になって探っているのに気がつきました。

誰が見ても何かを落としてしまいあわてているのは一目瞭然です。

「携帯?」

「そうです。」

「間違いなく(携帯電話は)出てきますよ。ここは魔法の国です。せっかく並んだんで、まずはアトラクションを楽しみましょう。」

といっても、彼女は気が気でありません。

アトラクションの順番待ちに並んでいる時間、みんな気を使って携帯電話のことは触れないようにしていましたが、彼女の気が晴れないので、今度は携帯電話ネタをみんなでする事にしました。

絶叫アトラクション終了後、近くにいたキャスト(従業員)に声をかけ捜索してもらったら、携帯電話は確保されているとのこと。

・・・やっぱスゴイなこのパーク!・・・

すでに日が暮れ、魔法使いの弟子になったミッキーの最後のショー ”ファンタズミック” が始まりました。

あふれんばかり人の中、戻った携帯カメラを片手に笑顔のデザイナーさんがいました。

ここはやはり夢と魔法の国です。

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