ゴールデンウィーク | 七福タオル株式会社

2011/05/09| 七福萬来

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークも終りました。

東日本大震災の影響で、観光スポットの客足が心配されましたが、どこもまずまずの人が集まっているようです。

高速道路も渋滞が報じられて、自粛ムードから経済復興に向けて志向が変化しています。

東京・上野動物園ではパンダを一目見ようと、２時間待ちの状態です。

その中でもうれしいニュースもありました。

日本三景のひとつ、宮城県の松島に、観光客がいっぱい来たというニュースです。

松島といえば、今回の震災で大きな被害を受けたところです。

観光遊覧船を運航するために、関係者のみなさんは、ガレキでいっぱいの海の掃除をし、船を修復し、ゴールデンウィークを迎えました。

当初、例年の１割程度の集客と思っていたら、６～７割のお客様があったという事です。

関係者の努力の賜（たまもの）でしょう。

復興が目に見えてきたことが、とてもうれしく思いました。

私もいつの日か行きたいと思います。

私の会社では、このゴールデンウィーク中にタオル織機を新しく導入したので、その搬入作業で忙しくしています。

休日返上で作業です。

タオル織機は搬入後、釣り込みという準備作業があります。

この釣り込み作業は、社外の専門職人さんが行います。

この職人さんは、今治にお住まいですが、その技術の高さから海外に出張に出かける事も多いそうです。

「来週から１週間ベトナムに行くんですよ。」

「へぇ～。ベトナムですか・・。」

「暑いのが嫌ですが。」

「水も違うし、お腹の調子が悪くなりませんか？」

「それはないですね。食べ物はおいしいですよ。」

笑顔で答える職人さんは、仕事とは言いながらも、旅がお好きなのかもしれません。

人が動けば、お金も回る。

経済の原理原則でしょう。