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(日本語) いつものように

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あけましておめでとうございます。

といいながらも、もうすでに1月も半分が過ぎようとしています。

時代において行かれそうになりがちですが、今年は遅まきながらついていこうと思っています。

その一環として、映画を数本見ました。

まずは、『海賊と呼ばれた男』 という映画。

この映画の製作は ROBOT(ロボット)というプロダクションで、弊社のCMも製作いただきました。

ご縁があり、CMを作っていただいたスタッフと数年ぶりに再会した際に、『海賊と呼ばれた男』 のご招待券をいただいたのです。

すでに封切られて一か月が経つのに、東京都内の劇場はどこもほぼ満席。

原作は実話をもとに、百田尚樹さんが書いたベストセラー小説で、石油販売業の店主 國岡鐵造の半生を ダイナミックに映像化していました。

従業員を家族のように大事にしたおかげで、絶大なる信頼を得た主人公。

即時即断し、あらゆる経済危機を乗り越えるところは、同じ経営者として見習うべきところが多々ありました。

映画を見た夜、 國岡鐵造と社歌を一緒に歌いながら船を進めるラストシーンに、私も一緒にいる夢を見たぐらいです。

影響を受けやすいのは今年も同じのようです。

そしてもう一本。

こちらも遅ればせながら 『君の名は。』

まだ見ていない方もいるのであまり多くは明かせませんが、とても感動しました。

泣いたというより嗚咽してしまいました。

主人公の男性は 瀧(たき)  女性は 三葉(みつは) と呼ばれていました。

出会うこともないこの二人が、ファンタジックな出会いをします。

アニメながらリアルな映像とコミカルでピュアなストーリー展開にいつしか引き込まれていく。

ラストに近づくにつれ 題名通りに、名前が重要なキーになってきます。

映画が終了すると、ため息が出て、年甲斐もなく胸がキュンとなったのです。

大ヒットの理由がよくわかりました。

余韻に浸りながら席を立ち、トイレに行き、劇場を後にしようとした時に、メガネがないことに気がつきました。

・・・座席シートに置き忘れた!・・・

あわてて戻ると、清掃係の方が私のメガネを手に持っている。

「すみません、メガネを忘れた者です。おそらく手に持っているのが私のメガネだと思うのですが・・。」

そう言うと、清掃係の方はすぐには渡してくれません。

「一応お聞きするのですが、お客様のお名前は?」 

と尋ねられたので、何のためらいもなくこう答えました。

「 タ キ です。」

清掃員の方のリアクションがどうだったのかは、ご想像におまかせします。

2017年が皆さまにとって素晴らしい年になりますように。

今年もよろしくお願いします。

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