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深まる秋


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ぼぉ~としていると、11月に入ってもう1週間。

先週ハロウィンフィーバーが世間を賑わしてたのに、今や年末モードに突入です。

本屋さんでは年賀状のデザイン本が並び始め、クリスマスイルミネーションもチラホラ。

カレンダーをめくると残り2枚だし、街路樹は色が抜けて、黄色や茶色に。

来年この木々たちはまた緑にもどるかしら・・。

日が暮れるのも早くなると、仲間とつつく鍋料理が恋しくなったりする秋の深まりです。

春風亭昇太さんも出演されたドラマ 「下町ロケット」 は、視聴率が好調だそうです。

私も欠かさず見ていますが、人気の理由は日本人のココロをくすぐるわかりやすさでしょうか。

いい人とズルイ人が明確で、いい人は情熱的で人情派。

阿部寛さん扮する主人公 佃航平 は、夢を諦めない 中小企業の経営者であり職人です。

そこに人の褌(ふんどし)で相撲を取ろうとする連中に裁判を起こされたり、融資をストップされたり、人生翻弄されながらも強くたくましく生きていくドラマです。

主人公 佃航平がなぜ強くたくましく生きてるかというと、そこに信頼できる、仲間がいて、家族がいるからです。

敵対する大会社の部長は佃航平の生き方に共感しはじめるし、離婚した元妻も彼を応援する。

絆が深まることは、日本人にとって心地の良いことなのです。

そこにドラマの人気があるのでしょう。

心地よいものと言えば、先月京都に行った時のこと。

京都・貴船地区にある高級料理旅館 ”兵衛” でのランチを楽しんできました。

ミシュランにも掲載されているこの有名店と私にはあるつながりがあります。

実はこの店、以前ご担当いただいていた大手銀行マンのご実家。

彼は若いのに律儀な男で、今治支店を離れても私との縁を大事にし、「ぜひ一度来てほしい」 と、招待してくれたのです。

貴船川のせせらぎを聞きながら食した 鮎のひつまぶし は絶品で、3杯もおかわりをしてしまいました。

水の神様を祀(まつ)ったとされる貴船神社に参拝し、おみくじを引いたら、それがまたユニーク。

その水占いと称するおみくじは水につけると、文字が浮かび上がるようになっているのです。

しかも私のおみくじは湧水につけると 『大吉』 の文字が・・。

ただ心地よいということは、京都であったことでもなく、もてなしを受けたからでもなく、大吉を引き当てたわけでもありません。

絆が深まることが一番の心地よさなのです。

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