(日本語) ものは言いよう | SHICHIFUKU TOWEL CO.,LTD.

2013/09/24| 七福萬来

(日本語) ものは言いよう

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モノは言いよう。とはよく言ったもの。

東京出張によく行く私は　「また来たの？」とか　「よく来るね！」とか、得意先に言われます。

そのたびに　「お客様の顔見ないと通じが悪くなるので・・」なんて、落語のネタを使う。

得意先は笑って出迎えてくれ、いい感じとなるのです。

言い方によって気分が変わることはよくあること。

先週東京で一緒に仕事をしている仲間３人でランチを食べに行きました。

商談もうまくいった後だったので、奮発して　すき焼き店に入りました。

メニューを見ると、すき焼きにグレード表示がされています。

価格が高い方から　特選上、そして特上　一番下が上。

普通一番下は　並　になるはずが、この店では　上　になっている。

他店と一緒にしないでほしい！という強い意志が感じられます。

さらに注文を取りに来たスタッフも立派。

「お客様、大変申し訳ございませんが、本日特選上が好評につき売切れてしまいました。また特上も２人前分しかありません。」

「ああそうなのね・・。じゃあ、上を３つください。」

一番安いものを頼みながらも、「上を３つ」　という言葉は贅沢な感じにもなる。

“ものは言いよう”　という　この店の戦略が見え隠れする。

それから美味しいすき焼きに、爆笑トークも交えて　楽しいひと時になりました。

「でもね、ちょっとおかしいと思いません？」　仲間の一人が話題を変えました。

「何が？」　と尋ねると

「この店何時から開店してるのでしょうか？１２時過ぎに入って売切れになるなんて・・。」

仲間の言うことには確かに一理あります。

どう考えても開店して１時間も経っていないし、お客様の数からして売切れるなんておかしい。

肉の仕入れを怠ったか、間に合わなかったか　です。

いずれにしても、ものは言いようです。

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