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柳家一九師匠登場

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新・道後寄席 第一夜 「落語通になろう!」と題された、演芸評論家の矢野誠一さんと天野祐吉さんの対談 と 立川志のぽん(演目:あわびのし) さん と 立川志の吉(演目:ねずみ) の落語。

対談も落語も楽しく、また興味深く拝見しました。

数年前 千葉に住んでいる知人に頼まれ、春風亭昇太さんの紹介で、志の吉さんに落語をお願いしたことがあります。。

決していい環境でのお仕事ではありませんでしたが、快く引き受けていただき、私の顔を立ててくれたのです。

それ以来、できるだけ志の吉さんのライブには行くようにしています。

この日の志の吉さんは 「ねずみ」 を好演。

志の輔師匠が初めて今治で口演された演目も 「ねずみ」 だったことを思い出しながら、縁を感じました。

翌日土曜日は、柳家一九(いっく)師匠の今治登場です。

一九さんは、大学の五歳年上で、私が大学入学した時にはすでに落語家になっていた先輩です。

とてもやさしい先輩で、私の結婚式の司会もしてくれました。

3週間前に今治市内の知人から イベントに落語を企画しているので 誰か落語家を紹介してほしい。と打診があり、会場はお寺、演目は怪談噺が条件でした。

怪談噺は、笑いが少なく、また人物設定もむずかしく、ある程度の芸歴がないとできない演目です。

主催者側は、形だけの落語イベントと考えたのでしょうけど、どうせやるなら本物を見せてあげたいという気持ちになり、一九さんに相談。

「お前の顔が立つんだったら、行ってやるよ。」 と、快く引き受けてくれ、この日になったのです。

「高座の両脇に和ロウソクを立ててくれない?」

一九師匠からのリクエスト演出が、お寺のお堂にマッチし、言葉に現せないほど霊的な舞台になりました。

たくさん降った雨はピタッと上がり 生ぬるい陽気に 時折遠くの空に稲光が見える、午後7時半の隆慶寺。

お堂の中では、軽い小噺のあと、和ロウソクに火を灯され、いよいよ 「怪談 牡丹灯籠 お露新三郎~お札はがし」 長講のはじまりです。

「根津の清水谷に萩原新三郎という浪人がいまして・・・」 静かにゆっくりと物語は展開していきます。

なにしろ地方で、ほとんどのお客様が落語は初めてで、笑いの少ない怪談噺で、しかも1時間近い長講なので、お客様飽きないかな?と思っていましたが、すっかりその世界に浸っていました。

そのぐらい、一九師匠の 「牡丹灯籠」 は、いい出来でした。

「お前の顔 立ったろ!」 終演後、笑顔の一九師匠。さすがです。

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