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(日本語) ペテカン”ワルツ”

Sorry, this entry is only available in Japanese.

先日東京出張の際に ペテカン ”ワルツ” というお芝居を見てきました。

「これ見た方がいいぜ。」

主役の春風亭昇太さんに言われたのが、5月。

実はその時、昇太さんも芝居の内容を知らなかったのです。

「今度の芝居、オレありえねぇよ。」

「ほとんど出ずっぱりで、セリフ多いし、もう大変だよ。」

それからお会いしたり、電話で話すたびに、昇太さんらしからぬ言葉が出てきます。

・・・なに?何で?・・・

お芝居は妻に先立たれた引きこもりの中年おじさんが、恋をする。というラブストーリーです。

シャイな昇太さんにとって逃げ道のない話。

でも、公演初日3週間前に昇太さんからかかってきた電話から変化が起こってきました。

「タオル作ってくんない?」

公演会場で販売するためのタオルの製作依頼だったのです。

「よろこんで。」

・・・何かつかんだな・・・

どこかに余裕が出てきたと思ったのです。

タオルのデザインは私に一任してくれたので、何とか初日に間に合うように送ることができました。

そして、公演ちょうど折り返しの今週水曜日に見に行ったのです。

やさしい人たちのやさしい物語に、泣いてしまいました。

公演終了後、打ち上げ参加し、ペテカン主宰の役者濱田龍司さん、作・演出そして役者の本田誠人さん、その他大勢の役者さんたちと楽しいひとときを過ごし、打ち上げ終了後、もう一軒行こうと誘われ、数名で最後の余韻を楽しみながらふと気がついたことがありました。

大勢の若い役者の中で、落語家の個性を殺しながら昇太さんに心の余裕が出てきたのは、仲間意識かもしれないと。

タオルを作っただけの私を仲間と思いあたたかく迎えてくれたペテカンのみなさんを見ながらそう思ったのです。

素敵なお芝居と仲間たちに出会えたことに感謝です。

・・・見てよかった!・・・

コメント一覧

  1. 河北泰三 says:

    コメントありがとうございます。
    こちらこそ、感謝です。
    いやぁ~、楽しいかったというか、おもしろかったというか、いい作品を見ることができました。
    昇太さんも言っていましたが、本田さんの作品は日常の可笑しさを上品に仕上げています。
    役者のみなさん、裏方のスタッフ、やさしい人ばかりで、さぞ千秋楽のあとの打ち上げは名残惜しかったことだと思います。
    是非またどこかの蕎麦屋でもご一緒させていただき、一杯呑みましょう。
    ペテカン、本田さん最高です。

  2. 本田誠人 says:

    先日はペテカン『ワルツ』ご来場、そしてタオル作成、本当にありがとうございました!
    無事に日曜日に千秋楽を迎えることが出来ました。
    タオルハンカチ、大好評で完売しました!
    また河北さんと一緒に呑みたいです!!
    気温の変化の激しい毎日、お身体ご自愛ください!!
    本田誠人

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