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(日本語) 当惑する五輪

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オリンピックは、世界中から注目されていただけに色んなハプニングがあります。

開会式・選手入場の時、インド選手団に混じって誰だかわからない女性が一緒に行進していました。

しかも国旗を持った旗手のすぐ横です。

ユニフォームは着ておらず、観客の声援に時おり笑顔で手を振りながら堂々とした行進でした。

インド選手団は、「あれ誰だ?」 「オレ知らないよ。」 「私も知らない。」 「お前の友だちじゃないの?」 そんな会話をしながら一緒に行進していたそうです。

この女性、行進が終わるとどこかに消えてしまいました。

テロ対策のために最上級の警戒レベルに引き上げてのロンドンオリンピックだけに、しかも開会式だけに、この珍事はあきれると言うより、”あっぱれ!”な感じさえします。

あと柔道の審判です。

微妙な判定に毎回物議をかもしだしますが、今回も滑稽なジャッジがありました。

男子柔道66kg級 準々決勝 海老沼選手(白)と韓国選手(青)戦延長後の判定です。

主審・副審の3名とも、韓国選手の青旗が上げられ、会場一斉にブーイングの嵐となりました。

「これはどういったことでしょうか?この判定に会場騒然になっています。」

「しかし、一度決まった判定は覆(くつがえ)ることはありませんからねぇ。」

実況のアナウンサー、解説も、あきらめムードが漂っていましたが、この大会から導入された判定を補助するジユリーの指摘を受け、旗判定のやり直しになり今度は白旗3本上げられたのです。

「これは珍しい!判定が覆りました。」

選手も大変ですが、審判も大変です。

「まいったなぁ~。青でいいじゃん!」 

「でも、ジエリーのいうこと聞かないと、あとでもめるぜ!」 

「そーだよな。白にしようよ!」

そんな会話が聞こえてきそうな3人の審判でした。

だいたいジエリーを導入したのだったら、旗判定になった時に最初からジエリーを交えて協議すればいいのにと思います。

選手、会場の緊迫した雰囲気に、警備・審判団も呑み込まれるのでしょう。

今日はどんなドラマが生まれるのか楽しみです。

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