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(日本語) アルバイト

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息子が家庭教師のバイトを始めました。

家庭教師斡旋業者に登録をかけると、依頼が入ってくるシステムです。

昔で言う口入屋(くちいれや)で、今で言う人材派遣会社みないな感じでしょう。

「家庭教師のバイトはうまくいっているか?」 息子に聞くと

「2回行ってクビになった。」

「クビ?!って何でだ??」

「わからんよ。先方の親が、気合が足りないって言ってたらしいけど・・。」

息子にとっては初めての洗礼です。

家庭教師を依頼する親の思いは、息子にとっては計り知れないでしょう。

今は次の依頼を受け、小学6年生を教えているとのこと。

「子供に勉強を教える事はあたりまえだが、親の機嫌も取らないとな。今日は寒いですねとか、季節の挨拶は大事だぞ!」

「うん」

はたしてうまくいくのかどうかわかりませんが、息子自身の社会勉強のためにもいい経験です。

バイトといえば、私も学生時代にいくつかバイトをしました。

居酒屋でバイトした事によって、包丁の使い方を知ることができました。

また、おいしいご飯の炊き方やおにぎりの握り方等、生活の役に立っています。

質屋でもバイトしました。

実際に値踏みするのでなく、質流れの品を磨いたり、販売したりする仕事でした。

でもいろんな客がいたなぁ~。

家電商品をクレジットカードで買って、そのまま質屋に持ってきて現金にする闇の人。

その商品は、業界用語で金融新品と言って市価の70%程度で販売されます。

ソニーのウォークマンは人気商品だったので、よく持ち込まれました。

倒産企業の在庫商品(バッタ商品)もありました。

親の形見の時計を持ちこむ人や奥さんに黙って貴金属を持ちこむ人等など、社会の粗(あら)を垣間見ました。

大学生は勉強も大事ですが、社会人になるための助走としてバイト体験も必要でしょう。

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