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(日本語) 温故知新

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京都からお客様がお見えになりました。

この会社、京都市内でテキスタイルの加工を行っています。

ただ、生地加工だけでなく、別事業部で大変興味深いビジネス展開をしています。

京都市内の帯織物会社にある古い蔵から発見された、当時の見本帳を元に現代に繋がる和モダンデザインとして新風を吹き込み、小物雑貨を製造販売しているのです。

発見された、柄数は2000点だそうです。

その一部を見せてもらったら、四季おりおりの花や木々、そして鳥や蝶などをモチーフにデザインをされていました。

「ほぉ~。これはすばらしい。」

椿、唐草、秋草、梅、桜、双葉、朝顔、紫陽花、松葉、菊、千鳥、龍、尾長鳥、鳳凰、薔薇・・・。

日本の文化風土が図案を見ているだけで伝わってきます。

話をお聞きすると、名だたる大企業がこの会社とコラボをし、150年前のデザインを現代によみがえらせています。

まさに ”伝統を現代に” という言葉がはまります。

それと、もうひとつびっくりする事がありました。

この会社の海外展開をお手伝いしているのが私の親族でした。

「河北さんは、ニューヨーク在住の河北さんと親戚なんですってね?」

「そうです。従兄弟(いとこ)になります。」

「びっくりですね。こんなところで繋がるなんて。」

「これも何かのご縁でしょう。」

発見された150年前のデザインの数々。

当時のデザイナーが、どういう気持ちでこれらの図案を創作したのか?

考えているだけで、壮大な気持ちになります。

150年という時を経て見えない糸によってつながれた弊社によって、織物・カタチ(タオル)になっていこうとしています。

・・・失敗はできんぜよ!・・・

何故か坂本龍馬になった気分です。

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