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(日本語) 新日本様式

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dazaifutennmanngu.jpg熊本から一路、今日は東京です。

テレビニュースで間もなく拡張される羽田空港の新ターミナルを紹介しており、日本が世界に誇れる施設内容になっていました。

新日本様式という言葉をご存知でしょうか?

日本の技術力、伝統、発想力で生まれた、あたらしいモノ、サービスを新日本様式と呼んでいます。

キーワードは、”匠の心” ”ふるまいの心” ”もてなしの心” です。

職人気質、武士の気質、そして客人をもてなす気質を融合したものが、新日本様式です。

数年前に、新日本様式100選なる本が発行されました。

どのようなモノ・サービスが選ばれているかというと、

TOTOのウォシュレット、シャープのアクオス携帯、トヨタのプリウス などのハードがあれば、王子ネピアの香りのトイレットペーパー、三菱鉛筆のuni (ユニ)、日本カイロ工業会の使い捨てカイロなどのソフトが選出されています。

また、北条鉄道のボランティア駅長も選ばれています。

北条鉄道というのは、兵庫県加西市にある第3セクターの電鉄です。

存続させるために考えられたのが、「ボランティア駅長」で、給与、通勤義務なし、しかし制服ありというユニークな条件での募集に手を挙げた市民たちが駅長になったそうです。

地域や鉄道へ愛情をもって運営をするこの仕組みや存在意義が新日本様式ということです。

HONDA(本田技研工業) の ASIMO(アシモ)も選出されています。

ASIMOは人との新たな共生、文化の創造を育むロボットです。

確かに見ているだけで、愛らしい気持ちになります。

福岡の太宰府天満宮も新日本様式として選ばれています。

なぜかというと、太宰府天満宮のおみくじは、季節ごとに色が変わります。

春は桃色、初夏は緑、夏は水色、秋は実りの麦色です。

おみくじを引いた人は、願い事がしっかりと結ばれる事を祈り、添え木に結ぶ習慣があります。

太宰府天満宮では、季節によって違う色で境内が染まります。

結び目の色で染められた境内の美しさは圧巻で、結び目の色とともに季節の移ろいを楽しむことができます。

なんと、サッカーワールドカップ大会時には、サムライブルー色になるそうです。

すごいぞ太宰府天満宮!

まもなく拡張・開業される新羽田空港も、間違いなく新日本様式といわれるでしょう。

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