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(日本語) 史上最大の作戦

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『甲状腺右 葉峡部切除・前頸部郭清』

これが私の手術名だそうだ。

さかのぼること昨年5月、甲状腺(のど)に腫物があることがガン検診にて発覚。

7月に精密検査を受け、3か月経過観察した10月に手術を勧められる。

そして2月4日(木)12時30分手術。

重々しく書きましたが、甲状腺手術の中ではポピュラーなものであり、私の場合は深刻な症状でもありません。

なので手術は重篤な患者さんが優先され、私の手術日は先週に決まったぐらいです。

先週といえばまだパリ出張中でした。

私の主治医はというと、チャーミングという言葉がピッタリの女医さん。

頭がよく、説明が的確で、とにかくノリがいい。

「いいですか?河北さんの場合はこうなっています!」と、私の目を見ながら顔を近づけてくる。

先生は真剣に説明されているのでしょうけど、ショートコントのようなフリに見えてしまった。

そうなったら私も負けじと 「先生、どーいうことでしょうか?」と、さらに顔を近づけて質問する。

それをまた受けて立つ先生。

にらめっこ状態になり、私の方から吹き出してしまう。

こうなったらこの先生を笑わせてやろうと考える。

手術当日。

手術室に入り、いよいよ全身麻酔をする直前です。

「河北さん。怖いですか?」と、話しかけた先生に 「怖くはありませんが、ずっと気になっていたことがあります。先生の下の名前、なんて読むんですか?」と、私。

簡単な漢字なのですが、読み方がわからなかったのです。

先生は素直に教えてくれたのですが、手術直前にかわす場違いな会話に、手術スタッフは受ける。

先生は私の手を握ってくれ、私も握り返す。

すると、それを受けて立つかのようにまた強く握り返してくる。

いつものパターンだ。

そして意識がなくなりました。

「河北さん!起きてください。手術終わりましたよ。」と、誰かが私を起こす。

気持ちよくうたたねした後の心持ちで目覚め、意識の確認をした後に先生がいつものように顔を近づけてくる。

このタイミングを待っていた。

下の名前で 「○○○先生」 と発すると、先生の顔が崩れ、手術室全体も笑いに包まれた。

・・・成功!・・・

コメント一覧

  1. 七福タオル says:

    コメントありがとうございます。
    ホント良いお休みをいただいた感じです。
    まもなく復帰します。

  2. 七福タオル says:

    コメントありがとうございます。
    すでに元気すぎるぐらいですよ。

  3. 七福タオル says:

    コメントありがとうございます。
    順調に回復してます。

  4. 七福タオル says:

    コメントありがとうございます。
    女医さんの画像については私が描いたスケッチをお見せします。

  5. 匿名 says:

    お見舞い申し上げます。
    突っ走って来られたから、良いお休みになりましたね。
    また、復帰後のご健闘をお祈りしています。

  6. 夏蜜柑 says:

    手術&入院ご苦労様です。
    元気になって、またバリバリ仕事してください!

  7. たくろう says:

    手術成功おめでとうございます!ご無事で何よりですー!

  8. まーくん says:

    成功おめでとうございます!女医の画像求む

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